ライフ
2026/02/28 12:00
【シリーズ・花粉症①】薬のいらない程度まで改善!「舌下免疫療法」が対策のトレンドに
ライフ
2026/02/28 12:00
2026年も本格化してきたスギ花粉。いよいよ花粉シーズンの到来です。毎年、血眼になって対策を講じている方や引きこもってしのいでいる方、いろいろなタイプがいると思います。今回は、最前線の花粉症対策をみていきましょう!
花粉症対策のポイントとしては、次の3つがあります。
●まずは刺激の原因となる花粉を避けること
●出てくる症状を抑えること(対処療法)
●免疫療法を行うこと(舌下免疫療法、皮下免疫療法)
トレンドとしては、アレルゲンに体を慣れさせて症状を出なくする免疫療法が注目を浴びています。注射で行うタイプと舌下吸収の服薬タイプがあり、72%が薬のいらない程度まで花粉症が改善するという調査データもあります。
免疫療法の中でも、舌下は注射よりはるかにストレスが少なく、5歳以上であればOKなので小さな子どもでも大丈夫なくらいの安全性と保険が適応になるのが大きなメリットです。
大きなメリットがある一方、舌下免疫療法にはデメリットもあります。
●今対応できるのはスギとダニアレルギーのみ
●3~5年かけて薬の内服が必要
●保険適応とはいえ3000円程度は診察・薬での医療費がかかる
病院によっては定期的に血液検査などを行うので、3年続けるとなると結構な金額がかかってしまいます。
●花粉が飛んでいる時期(アレルギーが発動しているタイミング)は効果がない
そのため、該当する花粉が飛んでいないシーズンに薬を飲み始めないといけません。
●10%以上の方がかゆみやのどの違和感などの副作用を経験(飲み始め1ヵ月が出やすい)
●薬の内服前後2時間に運動や入浴に制限がかかる
前述した以外に、舌下免疫療法のメリットとしては、喘息やアトピーをお持ちの方はアレルギーの発動で喘息やアトピーの反応がひどくなることも多いのですが、花粉の症状が出にくくなることで花粉が発作のトリガーになりにくくなり、発作自体が減るというケースがあります。ただ、重篤な喘息持ちの場合は治療NGとなるケースもあるので、こちらは主治医の先生に相談してください。
ダニによる治療は年中できますが、スギ花粉の場合は花粉飛散時期を避けた6~11月頃に治療を行うのがもっとも効果的なので、いま病院で鼻炎薬などをもらって治療している方は、診察の際に聞いてみてください。
基本的には耳鼻科や内科、アレルギー科での治療になりますので、近くの通いやすいクリニックで相談してみるのがよいでしょう。
(安藤 恵美)
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