“名もなき家事”を子どもの「知育遊び」に変えるライフハック
名もなき家事——靴を揃える、郵便物を仕分ける、洗濯物のペアを探すといった、家事とはいえないけれど確実に時間を奪っていく作業です。実は、これらすべて...
「健次郎は、今はもう中堅の立派な俳優になりましたけど、金八先生に出た時はまだ少年でしてね、ズバリ言うと涙が出ないタイプの俳優なんですよ。…どんなに追い詰められても出てこないんですよ。乾いちゃって。頭で演技を考えるからでもあるんですけど、とにかくそういうタイプの少年役者だったんですよ…」
こう口にしたのは、俳優・武田鉄矢。自身が教師・坂本金八を演じ、第1シリーズ(1979年~80年)からスペシャルを挟んで第8シリーズ(2007年~08年)まで紡いだ伝説の学園ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の第5シリーズ(99年~00年)を、構成作家・鈴木おさむ氏のYouTubeチャンネル「鈴木おさむに全部ハナシます!!」(4月1日付)で振り返った。
武田の言う「健次郎」とは、俳優・風間俊介が演じた生徒・兼松健次郎。家庭問題で心を病み、同級生の弱みに付け込んで巧妙ないじめを仕掛けるといった役どころだ。
話を戻すと、福澤克雄監督から「先生で泣かしてください」と懇願され、「それはキツかったですよね」と苦笑いの武田。
「(そのシーンは)7分か8分あるのかな、健次郎を抱きしめて、『お前の孤独をオレはわかるぜ』って言う。『先生』って健次郎が初めて先生に甘えてくる。そして涙が流れているっていう。2人とも泣いてるからいいはずだと思うんですけど、福澤(監督)がOKって言わないんですよ。それで、ずっとアドリブでセリフ作って、言ってて、こんなに長く(カメラを)回すのかなと思って。そうしたら、あいつ(福澤監督が)泣いてやんの。じっと(芝居の)様子を見ながら泣いてるんですよ。(カットの後)涙拭きながら、『完璧に視聴者になってました』って。演出家が一緒に泣いてくれると俳優って元気出るんですわ…」
当時16歳だった風間は、同ドラマで第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞。俳優としての足掛かりをつかみ、ドラマ、映画で活躍中だ。
(所ひで/YouTubeライター)