「ハリー・ポッターと呪いの子」のブロードウェイ公演が2018年4月に始まることが決定した。J.K.ローリング著作「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品である2部構成の同舞台は、現在上演中のロンドン公演で大成功を収めているが、来年4月22日にニューヨークのリリック・シアターでブロードウェイデビューを飾ることになる。
現在のところブロードウェイの出演陣などの詳細は明らかになっていないものの、ロンドン公演の舞台監督を務めるジョン・ティファニーが、引き続きニューヨーク公演にも携わるのではないかと見られている。
ブロードウェイ公演のチケット販売は今年末からスタートする予定だが、公演期間についてはまだ分かっていない。
ロンドンのウエストエンドで大成功を収めている同作は、先月ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたオリヴィエ賞で最多受賞作品に輝いていた。
最優秀主演男優賞にジェイミー・パーカー、助演男優賞にアンソニー・ボイル、助演女優賞にノーマ・ドゥメズウェニ、監督賞にジョン・ティファニーが輝いたほか、新演劇賞、ラインティング・デザイン賞、コスチューム・デザイン賞、サウンド・デザイン賞、セット・デザイン賞にも選ばれた。
その一方で、今年1月に3部作として映画化されるのではないかという噂が飛び交った際には、ローリングが自身のツイッターでその噂を完全に否定していた。