元ジャニーズの田原俊彦が、元SMAPの退所メンバーにエールを贈った。かつてジャニーズ事務所のエースとして国民的なスターとなり、33歳だった94年に独立した田原は6月21日、「良かれと思って!」(フジテレビ系)に出演。ジャニーズの先輩として、後輩たちについて語ってみせた。
ここで田原は「いま、グループが多いじゃないですか」と前置きしたうえで、「グループってのはみんな趣向が違ったり、10年20年ってやってると、違うこと。それぞれ生きていく上でやっていく世界」と口にしたのである。
「田原は具体的なグループ名を一切口にしませんでしたが、誰が聞いてもSMAPのことを指しているのは明らか。いきなり核心に迫った発言にジャニーズファンは思わず息をのんだことでしょう」(テレビ誌ライター)
そして田原は「だからいつかね、勝負に出ないとね」と指摘。ここでMCのカズレーザーが「その気持ちは分かるんですか?」と訊ねると「分かるよ」と即答し、「だから認めてあげればいいのになあと思いますけどね」と答えたのである。
「放送前の18日には稲垣吾郎ら3人の退所が発表されていたので、今回の放送はそれ以前に収録されていたのでしょう。田原の発言はジャニーズ批判だったはずですが、実際には元SMAPメンバーの退所をジャニーズが認めたわけですから、結果的にジャニーズ擁護になっていたようにも思えます」(前出・テレビ誌ライター)
その田原は独立後もソロ歌手として活動し続けたものの、メジャーレーベルからのCDリリースには実に12年を要していた。果たして稲垣らの独立メンバーはすぐに芸能界で活躍できるのか。田原ならずとも気になるところだろう。
(白根麻子)
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