8月11日から公開予定の「スパイダーマン：ホームカミング」で主演するトム・ホランド（21）が、学生時代にダンスが好きだという理由でいじめに遭っていたことを告白した。
トムはピープル誌のインタビューでこう明かしている。「僕にも辛い時期があったよ。ダンスとかが理由でいじめられたこともあった。でもどんなに殴られたって（ダンスを）止めようとは思わなかったね」。
大ヒット映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版である「ビリー・エリオット～リトル・ダンサー～」で2010年まで主役のビリーを演じていたこともあるトム。出演のきっかけは、振付師のリン・ペイジに才能を見出されたことだったという。「僕に才能があると思ってくれて、ダンス講師が自宅に来てくれるようになったんだ」。
そんなトムは、今回のスパイダーマンことピーター・パーカーという役どころについて親近感を抱いているという。「僕もピーターみたいに学校ではクールなキャラじゃないってことを自覚して、ただ自分の仲間を見つけては一緒にいたんだ」。
そしてトムは、今回の「スパイダーマン：ホームカミング」を見ることで、「スーパーヒーローでも辛い時期を味わっていたんだということを子供たちに感じ取って欲しい」と語った。
