7月25日放送の朝ドラ「ひよっこ」(NHK)で、有村架純演じる主人公のみね子の恋が終わり、悲嘆に暮れるなか、突然結婚を表明した佐藤仁美演じる高子の豪放磊落ぶりが、ネット上で話題となっている。
長らく「すずふり亭」のホールを務めてきた高子に、降って湧いた結婚話。お相手は、みね子の幼なじみである三男(泉澤祐希)の兄で、実家で農家を営む太郎(尾上寛之)だ。
「高子は太郎の実家に連れられると、太郎の母(柴田理恵)から『厳しいぞ、私は。文句は全部、口に出すからな』と言われると『私もです。負ける気はしません』と笑顔で応答。この豪快なやり取りに『高子はあの家の嫁に相応しい』『結婚後の高子さんをスピンオフで見たい』などの祝福の言葉が書き込まれています」(芸能ライター)
「すずふり亭」のオーナーである鈴子(宮本信子)から、嫁入り道具を用意することを告げられたところを見ると、高子は身寄りのない立場だと推測できる。その身一つで威勢よく生きてきた高子の魅力が満載の回だったと言えよう。
「高子を演じる佐藤仁美自身の豪快ぶりも、7月25日発売の『FLASH』で報じられています。その日は舞台の昼夜公演をこなし、出演者やスタッフと食事した後の23時頃、新宿歌舞伎町のバーに向かい、午前4時過ぎに店を出ると、タクシーに乗り込んで新宿二丁目のバーへ。店を出たのは朝6時半だったとか。今年の5月にはラジオ番組で山里亮太が、相手が誰だか知らされずに出会ってデートする番組で過去に佐藤と共演した時のエピソードを披露。『合い間、合い間にタバコ吸いながらパチスロの話ばかりされて気持ちが盛り上がらなかった』『(タバコを親指と人差し指で持つ)あの吸い方、次元大介の吸い方だよ』と振り返っていました」(前出・芸能ライター)
佐藤の素に近い高子のキャラクターだからこそ、生き生きと映って見えるのかもしれない。