自身の秘書に「この、ハゲ~!」と絶叫し、世間から糾弾された豊田真由子代議士。この蛮行が報じられると、所属していた自民党に離党届を出し、その後は“精神不安定で入院中”と雲隠れを決め込んでいる。
豊田議員の後には、夫で俳優の船越英一郎との離婚問題でさまざまな口撃を仕掛けている松居一代。浦和レッズサポーターのみならず、スポーツ選手を応援する人たちを敵に回した上西小百合議員など、強烈なキャラクターの登場で、豊田議員のことはすっかり忘れ去られそうな流れだったが、甘くはなかった。
7月21日発売の「週刊現代」では、豊田議員の夫で内閣官房企画官の肩書を持つキャリア官僚を直撃している。さらに「デイリー新潮」は、豊田議員の暴言および暴行を明らかにした元秘書が警察に被害届を提出し、受理されたことと「示談をする考えはない」と明言したことを報じている。
「豊田議員は、嵐が通り過ぎるのを待っていたと思いますが、そうは問屋が卸さなかった。被害届が受理された以上、暴行と傷害容疑で捜査は始まっています。豊田議員はいつまでも入院し続けるわけにはいきませんし、示談がなされない限り、捜査の手から逃れることはできません」(社会部記者)
示談の道が閉ざされた豊田議員が、退院した後に何をどう釈明し謝罪するのか注視したい。