とんねるずの石橋貴明がMCを務めるトーク番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)が4月16日にスタートした。この日は「イケイケだった80年代テレビ業界」をテーマに、アイドルから歌手として80年代を駆け抜けた工藤静香がゲストとして出演した。
その工藤はアイドルグループ「おニャン子クラブ」の一員として一世を風靡し、グループ解散後はソロ歌手としても活躍。石橋とはバラエティ番組「夕やけニャンニャン」での共演を通じて知り合い、97年には音楽ユニット「Little Kiss」も結成した間柄だ。番組では二人の関係についても多く語られたが、その「Little Kiss」がなんと、石橋が最初の妻と98年に離婚した原因になったという。
「番組では『Little Kiss』がリリースした唯一の楽曲『A.S.A.P.』のPVを流し、石橋と工藤が熱いキスを交わすシーンが映し出されました。このキスは当時、人気芸人と人気歌手による衝撃シーンとしてかなりの話題を呼んだものです。ここで石橋は、同PVの撮影中に『前のカミさんの娘が観に来て、嫉妬してた』との裏話を披露。その上で『翌年、離婚しちゃうんですよ。このキスで勘違いしちゃったんだな』としみじみと語っていました」(テレビ誌のライター)
たしかに父親がほかの女性とキスを交わしていたら、幼い娘がショックを受けて嫉妬するのも無理はない。そして妻もそのシーンを不快に思うのは当然だ。しかし石橋は今回、離婚に至った本当の原因を隠していたというのである。芸能ライターが耳打ちする。
「石橋と前妻の離婚原因は、石橋の女性問題にあったとされています。当時36歳の石橋は人気芸人としてモテモテで、数々の浮名を流していましたから、工藤とのキスなど取るに足らない出来事でしょう。しかも石橋は離婚発表からわずか4カ月後に女優の鈴木保奈美と再婚。その鈴木が妊娠3カ月だったことから、離婚成立前から不貞を働いていたのではと疑われたものです。しかし番組では再婚のいきさつについては一切触れず、まるで離婚の原因が工藤にあるかのように語っていたのですから驚くばかりですね」
ちなみにPV撮影を観にきていた娘とは、女優として活躍している石橋穂乃香のこと。その穂乃香が成人を迎えた時に石橋は腕時計をプレゼントしたが、それを妻の鈴木にとがめられ、板挟みにあったと語っていたこともある。そんな経緯があるからこそ、石橋も今回の放送で鈴木との再婚についてはあえて触れなかったのかもしれない。
(白根麻子)