女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也(46)が5月1日に起訴猶予処分となった。翌2日、同グループのメンバー城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が時間無制限の会見を開いた。
口火を切ったのは、リーダーの城島。今回の被害者に対し謝罪の言葉を述べると、4人そろって深々と頭を下げた。そしてメンバー5人が集まった4月30日、山口は4人に辞表を出したが、「答えが出せなかった」と城島は再度詫びた。
「一部では、城島や国分が自身の番組で苦言を呈しているのは、長年連れ添ったメンバーだからとも言われていますが、実は本心から激怒しているのです」というのは芸能デスクだ。
「松岡は『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京)で、酒と肴に関するウンチクを語る番組を持っているし、主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)も放送中。会見で松岡が『山口がグループに戻りたいという甘ったれた態度でいるのは、TOKIOがあるから。そんなTOKIOなら1日も早くなくしたほうがいい』と言ったのは本心からでしょう。しかも来年は、グループ結成25年の節目の年。記念イベントも期待されていただけに“何てことしてくれたんだ”と怒っています。山口の酒癖、女癖の悪さは、メンバーの耳にも届いていたし、事務所の先輩からも注意されていた。それでも改めることができずに、最悪のタイミングで事件を起こしてしまったことに呆れているんです」
4人のメンバーが一番怒っているのは、事件発生後、山口が何も言わずに平然と番組収録を続けていたことだ。
「彼が、頬かむりしようとしたと受け取ったようです。それが許せないんです」(前出・芸能デスク)
山口は、自身の起こしたことをあまりにも甘く見過ぎていたようだ。