放送中のドラマ「モンテ・クリスト伯」(フジテレビ系)で神楽清を好演している新井浩文。神楽は、ディーン・フジオカ演じる柴門暖を陥れ、モンテ・クリスト・真海として生まれ変わらせる具体的なきっかけを作った「悪人」として、その説得力ある演技に注目が集まっている。
「新井はドラマ公式ツイッターで驚くほど多くのツイートをしているため、そのサービス精神に賞賛の声が多数あがっています。しかし『現役の俳優部で職質されてる回数、日本で一番の自信ある』とツイッターでぼやくほど容姿は怪しく、渋谷のTSUTAYA前で警官3人に突然囲まれたり、上野駅で持ち物検査をされたりしているほど。そのため現在演じている神楽のような悪人役はハマリ役だと言えるでしょう。近年新井は、15年7月期放送のドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)で演じたゴリライモ役や同年10月公開の映画『バクマン。』で演じた漫画家・平丸一也役などコミカルな演技も見せていますが、決して“善人面”ではない。そのためネット上では『新井は役者として演じる役の幅を広げようとしても善人役だけはムリだろ』『この死んだ目はどんなに演技が上手くても善人には見えないよね』など、演じる役柄が限定されることを心配する声が見受けられます」(映画誌ライター)
自分のことを「うち」と呼び、気さくな素顔が知られている新井。それでも「善人には見えない」と評価される稀有な存在感は、役者として貴重な資質と言えそうだ。