5月23日、山口達也がグループ脱退後に初めて放送された「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に、デビューの頃から親しいというタレントのヒロミが出演。TOKIOの再出発にエールを送ると共に、ファンの間ではヒロミのトークの内容が“山口への応援メッセージ”ではないかと憶測を呼んでいる。
「メンバーの国分太一は、“ヒロミとは運命的なものを感じる”と前置きして、初めてレギュラー番組を持った時や番組『ビビット』(TBS系)が始まった時もヒロミが来てくれたと、感謝の言葉を口にしています。ある意味、今回もそうと言えます。TOKIO最大のピンチに、兄貴分のヒロミが駆けつけ再出発をもり立ててくれました」(女性誌記者)
しかし、今回のヒロミの出演には、もう1つ別の理由もあるという。
「ヒロミ自身も2004年頃から10年間に渡って芸能活動を離れていた時期があります。番組『しくじり先生』(テレビ朝日系)に出演した際、後輩やスタッフへのパワハラなどが理由で仕事がまったくなくなってしまった過去を打ち明けています。しかしそれから10年間、ビジネスマンとしてキャリアを積みテレビ業界に復活、近頃は往年の勢いを取り戻しつつある。ヒロミはジャニーズ事務所を契約解除された山口と自分の人生を重ね合わせて、アドバイスを送ろうとしていたのでは…と」(前出・女性誌記者)
それを裏付けるように、ヒロミは番組の終盤で自身が芸能活動から離れていた頃の心境を語り、「芸能人しかやっていないから、生きていけないという人もいるけど、絶対生きていける」「落ちぶれるかどうかは、他人が決めることじゃなく、自分が認めてしまうかどうかだ」と思いを熱く語り、仕事だけでなく「趣味や遊び」を持つことで、心に余裕ができたと自身の経験談も交えてコメントしている。
これに対してネットでは、「ヒロミのTOKIOに贈ったメッセージが刺さる」「色々経験したヒロミさんの言葉、今のTOKIOには心強いよね」「ヒロミの言葉は山口達也に対して語っているんだろうね」と言った声が数多く上がった。
「あんな真剣なTOKIOの顔は、この番組で初めてみました。最後にヒロミは、良いことも悪いことも、結果的に“良いこと”になっていくから、と言って4人のメンバーを励ましていました」(番組関係者)
このメッセージ、入院中と言われる山口達也にも届いているのだろうか。
(窪田史朗/写真:パシャ)