石原さとみ主演ドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)の第6話が8月15日に放送され、石原演じるヒロイン・ももが結婚式場から連れ去られるクライマックスシーンに多くの視聴者が涙した。
「命に代えて自分を生んでくれた母のために、華道の名家・月島流の家元を継ぐ決意を固めたもも。彼女は衰えた華道の才能を取り戻すために峯田和伸演じる直人を裏切って傷つけ、その罪悪感を家元になるモチベーションにしようと考えます。ところが結婚式場を飛び出すももの目に映ったのは、そんな彼女を許すかのような直人の微笑み。この笑顔に大きな注目が集まりました」(テレビ誌記者)
これを見た視聴者からは〈最後の峯田さんの笑顔やられたわー思わず泣いた〉〈ぷうさん(峯田)の強さと優しさが溢れる場面で泣けて泣けてしゃーない。故にアホほど泣きました〉〈峯田氏の穏やかで優しい笑顔が、尊い〉〈花嫁を取られて笑顔って、良い人を通り越して恐怖すら感じてきた〉などと絶賛の嵐だ。
多くの視聴者を感動の渦に巻き込んだこのシーンには伏線があった。
「姉の考えを知った妹のなな(芳根京子)が、結婚式をやめさせようと直人の元を訪ねますが、その時すでに直人はももの考えを知っており、しかも前日の深夜二人で提出した婚姻届も余計なバツがつかないように一人で回収していたというエピソードが盛り込まれていたため、クライマックスでは観る者の涙腺を一気に崩壊させましたね」(前出・テレビ誌記者)
直人を演じる峯田はドラマ放送後にインスタグラムを更新。「こんばんは峯田です。『高嶺の花』第6話ご視聴頂いた皆さま、どうもありがとうございました。(中略)結婚式の撮影では暑さと緊張感で、教会のなかは異様な雰囲気でした」とのコメントとともに、結婚式シーン後に撮ったであろう共演者たちとの笑顔のオフショットを掲載。〈この画像が救いです〉との切ないリプライを集めた。
次週から第二章がスタート。やるせないドラマの展開から、ますます目が離せなくなりそうだ。
(窪田史朗)