JR東日本は12月4日、山手線と京浜東北線の品川-田町間(東京都港区)で2020年春に開業予定の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決定したことを発表。山手線の30番目の駅で、駅名にカタカナが入るのは初めて。ちなみにゲートウェイとは「玄関口」という意味だ。
6万件を超えた公募では、1位は「高輪」で8398件、高輪ゲートウェイは130位で36件だった。しかし、新駅は27年開業予定のリニア中央新幹線が発着する品川駅や、羽田空港に近いことから、東京の交通の“玄関口”になることが期待され、高輪ゲートウェイと命名されたという。
この名称決定に、今年1月に引退を表明したミュージシャンで音楽プロデューサーの小室哲哉ファンがざわついているというのだが、どういうことか。
「実は、小室は以前『TK Gateway』という公式サイトを持っていました。“TK”とは、当然“Tetsuya Komuro”の略。小室哲哉の玄関口というわけです。一方、新駅の名称は『高輪ゲートウェイ』ですが、“高輪”をアルファベットで表記すると“Takanawa”となり、そこから『TK Gateway』を連想するファンが出ているのです」(芸能記者)
個人のブログでは「Gatewayといったら、昔、小室さんが開設していたサイト『TK Gateway』を真っ先に思い浮かべてしまうぐらいに、私は小室さんが好き」と懐かしがるファンもいた。ツイッターでは「高輪(Takanawa)ゲートウェイ駅、小室哲哉が1996年に開設したかつての公式サイトTK Gatewayの丸パクリじゃねえか!」と憤慨するファンもいた。
高輪ゲートウェイとTK Gateway。ゲートウェイしか一致していないが、似ているといえば、似ている。当の小室哲哉は、どう思っているのだろうか。
(石田英明)