恋愛・婚活マッチングサービスを運営するエウレカが2015年に行ったインターネット調査によると、「お付き合いをしていない異性と手を繋いだことがありますか?」という質問に、男女ともに60%以上が「はい」と回答したそうです。恋人同士でもないのに「手を繋ぐ」とは、いったいどういうことなのでしょうか。
付き合っていない異性と手を繋いだ理由を尋ねた結果、女性側は「好意をもっていた」という理由が多く挙がったそう。これからお付き合いをしたいから、相手の気持ちを確かめたいから、という気持ちが強いようです。基本的には、付き合う可能性がなければ手は繋ぎたくない、というスタンスでしょうか。
一方で、男性側からは次のような意見が集まりました。「お酒に酔って真っ直ぐ歩けそうにないので手を繋いで肩を支えた」「元から仲がよかったし自然に。意識をちょっとしてたからというのもある」「相手に真剣だとアピールしたかったから」「守りたいと思ったから」「転びそうだったから」「その場の雰囲気で」「寒くて手がかじかんでいたから」など。
男性側は「女性をサポートする」という意識があるため、恋愛感情がなくても女性を支えるために手を繋ぐことがある様子。そのため、手を繋ぐという行為だけで相手の気持ちを図ることは難しいかもしれません。
手を繋ぐことは、シチュエーションによっては「ただの親切」という場合もあるようです。とはいえ、男女ともに手を繋ぐことは「特別なこと」でもありますので、お互いを意識するきっかけにはなりそう。手を繋いだことがきっかけで、恋愛が始まることもあるかもしれませんね。