反社会的集団から闇営業の依頼を受け、金銭を受け取っていたとして、吉本興業が6月24日、ロンドンブーツ1号2号の田村亮ら所属芸人11人を謹慎処分した件で、亮の相方の田村淳が同日深夜、自身のツイッターを更新した。
淳は「『報告』コンビの相方である田村亮が謹慎する事になりました」との一文を投稿し、画像の形で以下の文章を添付した。
〈実はギャラをもらってましたと…亮から聞かされました…ショックでした…知らなかったとは言え、詐欺集団のパーティーに出て、被害者から騙し取ったお金で払われたギャラを受け取っておきながら、返金もせず嘘をついて、このままで平気なのか!おまえを軽蔑する!世間の皆様、所属事務所、番組のスタッフにも正直に全てを話すべきだ!怒りに任せて言いました。自分の保身のために正直に言えずに苦しんでたのは電話越しにも伝わってきたけれど…騙されてる人達の方が、おまえの何倍も苦しいよ!昔の正直者で真っ直ぐなところがなくなったらもう亮じゃない!と叱責しました。相方に嘘をつかれた事が本当にショックでした。今回、遅くなりましたが、金銭の授受を認めて謹慎する事になりました…皆様、どうか亮に厳しい目を向けて下さい!反省してるかどうか?行動、言動、全てに厳しい目を向けて下さい。僕も誰よりも厳しい目を向けたいと思います。最後の1人になっても厳しい目を向け続けたいと思います。そして、しっかりと反省した亮とまたコンビの活動を続けられたらと思います。ロンドンブーツ1号2号田村淳〉
このツイートにネットは、「淳さんつらそうだ…。亮さんはしっかり反省して!」「厳しい言葉をかけながらも、ちゃんと帰る場所は用意してくれている。淳の亮への愛を感じる」「詐欺集団って知らなかったって言い分、淳は本当に信じてるのだろうか?」「ぶっちゃけ亮が戻らなくても淳単体でやってけるだろう」など、様々な意見が飛び交っている。
「亮は、あれだけ『金はもらってない、相手のことは知らなかった』と言い張っていたのに、一転『金はもらっていた、相手のことは知らなかった』と発言内容が変わったわけで、今回頑なに主張する“相手のことは知らなかった”という点を言葉通りに受け取るというのも困難かもしれません。また、事がここに及ぶ以前の6月9日未明にオンエアされたラジオ『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(MBSラジオ)では、一緒に飲んでいた入江慎也に誘われてフラっと結婚式に行き、同席した芸人らもこうした“偶然”の産物で一緒になったという苦しい言い訳をしていただけに、もはや何もかもがその場しのぎに聞こえてしまうという最悪の事態になってしまっています。ただ、淳のツイートにはしっかり『ロンドンブーツ1号2号』と書かれており、このことだけは亮にとって大きな救いでしょうね」(芸能ライター)
さらなる虚偽の発覚は、事務所だけでなく、淳へのダメージも大きくなってしまいかねない。“いい人”というイメージを持たれていただけに、自身はすでに甚大なダメージを受けた感のある亮だが、淳の思いが報われる日は果たしてやってくるのだろうか?
(石見剣)