元AKB48でタレントの西野未姫が12月29日放送の「Abema的ニュースショー 年末4時間SP」(AbemaTV)に出演し、夜の世界を転々としてきたタレントの坂口杏里について「下には下がいる」と発言している。
夜のサービス業や艶女優への転身、そして2度の逮捕劇や母の他界など、波乱万丈な人生を送る坂口も番組にゲスト出演し、これまでの騒動を総括すると、コメントを求められた西野は「勝手なイメージなんですけど…」と前置き、「(坂口について)良いイメージが無かった。でも、話を聞いてみて挫折を味わうことも大事なんだと思った」と正直な思いを吐露。
続けて「私もAKBを卒業してバイトして家賃をめっちゃ下げて“底辺だな”と思っていた。でも私の底辺なんて底辺じゃない。下には下がいるんだと思った」と言い放ち、あまりの言い草にスタジオから失笑が溢れると、「違う!違う!」「私の悩みなんてちっぽけなんだ。もっと大変な思いをしてる人がいる。こんなことでめげていてはダメだと勇気をもらいました」と必死の弁明。「喧嘩は売ってません」とも加え、“下には下がいる”発言を釈明していた。
「番組では坂口の紆余曲折あった半生を冷やかしではなく、あくまでシリアスに振り返るという空気感が強かったのですが、それを良くも悪くもぶち壊したのが“ぶっちゃけキャラ”で物議を醸すことも多い西野でした。本人を目の前にしながら『私の底辺なんて底辺じゃない』『下には下がいる』などと放言したことはさすがにやり過ぎとも思えますが、ネットでは『お互い頭悪そうだし、言ったこともそのままの意味だと思うし、間違った内容ではない』『ここまでの(坂口の)経緯や逮捕歴を鑑みれば、“下”と言われても仕方ない』『おかしくないんじゃない?自分よりもっと苦しい人もいるんだ!だから自分も頑張ろうって思えるなら良いんじゃないかな』『公衆の面前でここまで言うのはちょっとかわいそうだけど、坂口さんのこれまでの経歴を考えると仕方ないかもしれない』などの声があり、西野の暴言を擁護するような反応も目立ちます。すぐに釈明したことも大きかったのかもしれませんが、やはり坂口の好感度が、“炎上系タレント”の西野と比較してもさらに低いものだったということなのでしょうか」(テレビ誌ライター)
本来であれば、本人の前で暴言を吐いてしまった西野が非難されるケースかもしれないが、世間が坂口へ抱く印象や本音とリンクしてしまったのか、まさかの擁護の声が多く散見される始末に。
この西野の度を越した“ぶっちゃけキャラ”が、何らかのトラブルに発展しないことを祈るばかりだ…。
(木村慎吾)