お笑い芸人の陣内智則が1月10日に放送されたバラエティ番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に出演。番組内での発言で人気アーティスト・米津玄師の名前を出したところ、米津のファンを憤慨させてしまったようだ。
問題となったシーンが見られたのは、あるお題に対して視聴者へアンケートを行い、その1~10位を当てる「超限定マーケティング」のコーナーでのこと。
この日は成人の日を間近に控えていたこともあって、「30代~40代ママに聞いた“こんな大人になってほしい”有名人ランキング」というテーマで1~10位を当てることとなったわけだが、1位~5位が出尽くし、残りは6位~10位を当てるという場面で回答者は陣内に。
ここで陣内は「やっぱりイケメンの人は入ってますよね?」と、企画MCであるSHELLYに訊ねてみたところ、SHELLYからは「イケメンは入っておりません」と断言。
このヒントを得た陣内は「じゃあイケメン枠外していくわ」「俺、福山(雅治)さんでいこうかって思った」と前置きした後、「今の世代でいくね、米津玄師さん」と回答。
残念ながら米津はランキング外だったため、不正解となったが、この陣内の発言は米津=非イケメンとも取れるため、米津ファンからは「さすがにその流れで米津を出すのはひどい」「本人が傷つくだろ」「お前の方がイケメンじゃないだろ」など、怒号が飛んでいる。
「その後、陣内は米津をイケメンじゃないと区別してしまったことを反省してか『(米津は前髪で)隠れてるから(顔が分からない)』と、必死にフォローをしていましたが時すでに遅し。結局、6位から10位にランクインした男性はタモリとマツコ・デラックスでしたから、SHELLYがこのようなヒントを出したのも納得ですし、もし、米津がランクインしていれば、さすがのSHELLYも『イケメンはいない』とは話していなかったでしょう。陣内も女性タレントの名前を出したり、芸人の名前を出すといった機転を利かせて欲しかったところ」(エンタメ誌ライター)
天才的なセンスで日本の音楽シーンを席巻している米津だが、改めて、人から「イケメンじゃない」と言われてしまうとファンもムッとしてしまうのはわからなくはない。陣内とすれば、あくまで“こんな大人になってほしい”の部分で米津の名前を挙げたのだろうが、やや軽率だったと言わざるを得ないだろう。
(田中康)