30代以降にもなると、今さら「恋人ってどうやって作るの?」なんて誰にも聞けませんよね。直接聞くことができず、本やネット記事を読んでなんとなく実践してはみるものの、なかなか恋人ができないという人もいるかもしれません。
リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルートブライダル総研の「恋愛・結婚調査2019」では、恋人づくりのヒントが分かります。調査の結果、恋人がいる人の割合は32.1%で、恋人がいない人の割合は67.9%となりました。では、この恋人がいる人といない人、それぞれどんなところに特徴があるのでしょうか?
恋人がいる人は恋人がいない人に比べ、「学校・サークル」「職縁」といった自分自身のコミュニティ内での出会いだけでなく、「友人紹介」「婚活サービス」などでの出会いもよいと感じている割合が高いそうです。
また、恋人がいる人は、恋人がいない人よりも友人の数が多い傾向もあるとか。そして、「ここ1年以内で接点を持った異性の数」は2.0倍と、異性との接点量も多いことも特徴として出ていたそうです。
同調査ではまとめとして、「自らがよいと感じられる出会いの幅を広げることや、異性との接点量を増やすことがカギ」と述べられており、恋人づくりのヒントになりそうです。出会いの場所の固定概念を取り払って行動範囲を広げた末に、意外なところでよき出会いがあるのかもしれませんね。
脳科学者の茂木健一郎さんの著書「脳は0.1秒で恋をする」(PHP研究所刊)によれば、一番理想的な出会いは「友だちの友だち」づてに知り合うことなんだとか。そのためには、6人のキーパーソンを持つこと。その人たちとつながることで、自然とそのつながりの中で紹介などを通じて出会いがあるそうですよ。
とはいえ、キーパーソンを同じ会社の人にしてしまうと、社内の人など限られた中での紹介になってしまいます。なので、自分の生活範囲を離れた場所で知り合うキーパーソンも持っておくといいそうです。
どこでいい人と出会えるかは分かりません。その可能性を増やすためにも、積極的に行動範囲を広げることが恋人づくりのポイントといえそうですね。