タレントの中居正広が8月8日放送のラジオ番組「中居正広 ON&ONAIR」(ニッポン放送)に出演し、短期的なダイエットに挑戦していたことを明かした。
中居はMCに抜擢された7月18日放送の「音楽の日」(TBS系)に向け、なるべく綺麗な顔で出演した方が良いとの理由で、およそ3週間前からプチダイエットに励んでいたことを告白。“2キロ減”を目標に掲げ、「1日1.5食」の食生活を実施し、「昼間はご飯、夜はお酒とつまみ程度」というルーティンを3週間続けたという。
しかし、結果はわずか200グラムのマイナスに。当初は「59キロちょっと」あったという体重から57キロへ減らすことを目指していたが、体重計に乗ると「59キロピッタリ」だったと失望している。
また、中居は現在一般的となっているデジタル表示の体重計ではなく、「針がビヨーン」となる「銭湯にあるようなヤツ」を使用していると説明。「(身体を)じっとするまで針が止まらないから、ビヨーンって針が揺れてるから(正確に)何キロか分かんない。およそ59キロぐらいだった」とアナログタイプが故の弊害を語った。
中居はこの昔ながらの針の体重計について、「30年くらい使ってるんじゃない?俺が独り暮らし始めたくらいから」とし、大手計測器メーカー・タニタの体重計も持っているものの、「箱から出していない」という。その理由として、「タニタを出したらビヨヨヨヨーンのは絶対使わないだろうなと思っちゃって。ビヨヨヨヨーンので良いんだよ」と話している。
「一つの製品をこれでもかと使い倒す中居ならではのエピソードであり、相変わらずの物持ちの良さですね。そもそも機械音痴なタイプということもあり、長年使ったガラケーの携帯電話をiPhoneに機種変更してスマホデビューを飾ったのも去年の5月というから驚きです。その際も、ナインティナインの岡村隆史から『とうとうスマートフォンにしたんや!?』と質問され、中居は『スマートフォン? iPhone? 僕のはどっちですか?』と“らしい”回答で盛り上げていました。また、10年以上使用する炊飯器もセロテープでフタを固定しないと炊飯中にフタが開いてしまうと嘆きつつ、『でも、ちゃんと炊けるのよ』と愛用し続けているようです。今回、まさかの針タイプの体重計を使用していると明かした中居には『使える物を捨てることができない庶民派、物を大切にするその価値観が人間関係にも表れてて、その人柄を物語ってますね』『温かい人だなと改めて思いました』といった声がネット上に飛び交っています」(女性誌ライター)
多くの番組でMCを務める超人気タレントでありながら、私生活にて使用するアイテムは庶民派そのもの。このギャップこそ、中居の最大の魅力の一つだといえよう。
(木村慎吾)