落語家の立川志らくが8月18日放送の「グッとラック!」(TBS系)に出演し、未成年女性との飲酒や“お持ち帰り”報道に揺れる俳優の山下智久と、飲酒に同席したKAT-TUNの亀梨和也について言及している。
山下と亀梨は今月7日、東京都内のバーで未成年の女子高生モデルらと飲み会に興じていたと週刊文春に報じられ、山下に至っては宿泊するホテルに女性を“お持ち帰り”したとも綴られていた。
しかし、文春の報道後も各地上波放送局の情報番組やワイドショーはこの疑惑を一切取り上げず、ジャニーズ事務所への忖度があるのではないかとの憶測も飛び交う中、志らくはこれを否定。「やたら目にするのはね、私のところにもツイッターで来ましたけれど」と前置き、「なんでこの話題を情報番組は取り上げないのかと。ジャニーズに忖度でもしているのかと」との反響があったことを明かすと、「でも、取り上げてるじゃないですかね。私が言ったから取り上げたわけじゃないですよ。私にもし(取り上げる)ネタの決定権があったら、別にこんなの扱わないですから」と語った。
「志らくは、ジャニーズへの忖度などなく、“今こうして取り上げてますよ”と強調していますが、ジャニーズサイドから処分が発表されたタイミングで報じているにすぎません。他のワイドショーも軒並み、処分が下されるや否や一斉にこれを報じ、揃いすぎている足並みこそがジャニーズへの忖度を逆に際立たせているようにも思えます。また、『グッとラック!』の中でも今回の山下の“お持ち帰り疑惑”について厳しく咎めたのは2ちゃんねる元管理人のひろゆき氏のみ。司会の志らくは、山下らが相手女性から年齢を偽られていたという部分を強調し、『相手が未成年かどうかって分からないですよね』と擁護の姿勢を強く示していました。仮に志らくが、文春による報道直後からSNSに上がっていた“なぜテレビは山下の騒動を取り上げないのか”という声をジャニーズの処分に先んじて番組内で言及していれば、より大きな説得力を持つことになったでしょうが…」(テレビ誌ライター)
“忖度など無い”とアピールしつつ、結果的には未成年飲酒騒動を擁護し、山下のお持ち帰り疑惑についても深く言及することはしなかった志らく。ネットには「テレビの報道がいかに適当かが分かりました」「山P擁護に必死」「弁解が苦しいね」との反応が寄せられ、やはりワイドショーにおける忖度の存在を疑う声が大半となってしまっている。
(木村慎吾)