女優・多部未華子が2019年に主演したドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK)の続編が中止になったことを9月8日発売の「女性自身」が報じた。多部が緊急降板したのが原因と見られている。
多部といえば、7月期のドラマ「わたしの家政夫ナギサさん」(TBS系)で主演。9月1日放送の最終回は平均世帯視聴率19.6%を記録し、有終の美を飾った(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。多部がカタブツの経理部員を好演した「これは経費で落ちません!」も人気を集めていただけに続編が期待されていたのだが……。
記事によると、続編にあたり多部サイドは、作品の世界観を大事にしたいとの理由から前作と同じスタッフとキャストを要望。ところが、多部の同僚職員役の1人が出演できず、多部サイドは続編に難色を示した。最終的に「作品世界を大切にする多部の気持ちを軽んじている」と多部の降板を決めたという。出演が叶わなかったのは“存在感があるいい俳優”とのことで、実名は挙げられていない。
同ドラマの続編中止はファンもさることながら、前作の出演者もさぞかし残念に違いない。中でも肩を落としているのはあのタレントではないだろうか。
「ベッキーです。16年1月にゲスの極み乙女。の川谷絵音との不貞が発覚し、芸能活動を休止。同年6月に復帰し、地道に活動を続けてきましたが、『これは経費で落ちません!』では、わがままな秘書役を好演。振り切った演技がハマり役とも言われ、女優として広く認知された作品でもあります。続編があれば再びその存在感をアピールしたかったでしょう。一方で、前回ベッキーが出演したことで放送当時、ネット上では拒絶反応が起こっていました。そこで、アンチ・ベッキーからの批判を懸念して、NHKが続編のキャストから外したのではないかとの憶測まで飛び交っています。ベッキーとしては踏んだり蹴ったりでしょう」(芸能記者)
いつの日か、続編が放送されることを楽しみに待ちたい。
(石田英明)