歌手の華原朋美が9月15日、YouTubeチャンネルを開設した。
15日に投稿した「最近の事情についてのご説明」と題された最初の動画で、華原はゆったりとした白いシャツ姿で登場。「みなさんこんばんは、華原朋美です」とあいさつすると、現在世間を騒がせている“ベビーシッターによる長男虐待騒ぎ”についての経緯を約10分かけて説明した。
華原はまた、報道されている交通事故に関しても報告。「5対5の事故で保険で対応」「すでに終わった案件」であることを強調し、マスコミに対しては「掘り返していただきたくない」と、自身の気持ちを明かした。
「華原さんは計20年間所属した事務所を8月31日付けで退社し、フリーになりました。その後長男のベビーシッターを巡る騒動やフリーになった真相について報道されるなどがありましたが、ファンが気にしていたのは“今後どんな活動をしていくのか”“収入はあるのか”といった点。ある意味予想通りというか、YouTuberデビューを飾りましたね」（IT系ライター）
華原は16日に日付が変わると、「華原朋美YouTube始めます！」と題した動画を投稿。これからYouTubeを一生懸命頑張りたいと語ったものの、「今日は色んな話をしようと思ったんですけど、こんな（遅い）時間になってしまったので、また明日改めて色んな事をお話ししたいと思います」と、最後にフォローを呼びかけた動画はたったの30秒で終わってしまった。
華原はその直後にも再び動画を投稿し、「最近目まぐるしく色んな事が起こっていますけれども、これからも色んな事をお話していきたいと思います」と、前の投稿とほぼ同じ内容の動画をアップしている。
続いて華原は同日夜、ハンバーガーショップのテラス席で嬉しそうにハンバーガーを食べる動画を投稿。前夜の落ち着いた語り口とは打って変わった“ハイテンション”な様子が印象的だ。
華原はその4時間後、「人生はジェットコースター」と題された動画をアップ。「ハンバーガーを食べに行ったり、ビックカメラに行ったり」と、楽しい時間を過ごしたことを語り、現在公式ブログを制作中であることを報告。「皆さんに早く歌を届けられるよう」動いていることを明かした。そんな中、長男をあやす場面があったりと、動画はユルい展開を見せ、華原は「人生は色々なことがある」「古傷は古傷」と、前向きで楽しい人生を送りたいと述べた。
華原はまた、現在の体調について「10日間ほど眠れない日が続いたが、現在は食欲も戻り、前を向いている」と語っている。
華原の投稿にファンからは「朋ちゃん相変わらず可愛い」「これくらい緩い動画がいいよね」「無理しないで楽しんでね」といった反響が起きている。しかし一方では、「顔色悪いし体調悪いのかな？」「何かつらそう…ろれつも回ってない気が」「はたしてこれで食べていけるのか心配だ」といった声も上がっている。
「チャンネルが何故か2つに分かれていたり、同じ動画を2度投稿してしまっていたりと、まだまだ動画投稿に慣れていない感じが出てしまってますね。編集もされないまま、そのまま投稿してしまっていて、“行き当たりばったり”感は否めません。今後は動画編集の協力者が出てこないと、華原さんひとりでYouTubeを続けるのは厳しいかも知れません」（前出・IT系ライター）
YouTubeチャンネルにしても公式ブログにしても、華原が表現したいことを整理して発信できるパートナーが今後は必要なようだ。事務所を辞め、フリーになった華原にブレーキをかけられる人材が現れることを祈りたい。
（石見剣）
