お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が10月16日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、自宅の高級マンションについて触れる一幕があった。
この日の企画は、出演者がほろ酔いで“オチのない”話を次々に披露し合う「酒のツマミになる話」。途中、同じマンションに住む芸能人同士がプライベートで出会った際、どんな挨拶をするのが正解なのかとのトークに及ぶと、松本は「普段芸能人に会った時は、絶対“おはようございます”とは言わないね。“こんにちは”って言うよね」とコメント。
これにタレントの若槻千夏が「じゃあマンション内で他の芸能の方に会ったら、“こんにちは”が正解ですか?」と問うと、松本は「俺は“こんにちは”って言う」と返答。スタジオには実際に若槻と同じマンションに住む俳優の三浦翔平も同席しており、2人は松本の意見を参考にしながら「今度からは“こんにちは”にしましょうね」との取り決めを交わしていた。
ここで、千鳥の大悟が「僕らはまだ普通の家ですけど、松本さん級のマンションに住んでる隣の人とかどんな人が?」と吉本興業屈指の稼ぎ頭である松本の“ご近所さん”の素性について質問。松本は「“松本さん級のマンション”って、勝手に(高級マンションだと)決めつけないで欲しいよね、別に」と謙遜したが、実際に松本の家を訪問した何人かの先輩を知っているという大悟は「あの家行ったら芸人辞める」レベルだと証言した。そのワケは「“もう無理や”ってなる。やる気なくなるって」と松本の部屋を見た芸人のリアクションを明かし、自身の部屋とのあまりの差に驚かされるという。
松本は「たしかにちょっと高い(フロアの)ところに住んでますよ、見晴らしは」と打ち明け、「上から東京を見下ろす感じで住んでますけど」と説明。しかし、「下から上を見上げてる(若手の)時の方が夢あったけどね」と名言風に語り、大悟からは「やかましいわ」と突っ込まれていた。
「あまりのゴージャスなマンションが故に、後輩からすれば本来は夢があるはずが、松本の部屋は度を越しており、逆に絶望的な感情になってしまうようです。過去には雨上がり決死隊の宮迫博之も松本の自宅マンションを見た感想として、『こんな所に芸人が住めるわけないって思ってしまう』ほどだとし、『夢がない』『逆に夢から覚める』ような豪華さだと表現。また、私生活で一緒に飲むことがあるというタレントの小池栄子も松本の自宅を『天空の城ラピュタみたい』『日本にこんな家が存在するんだ』と絶賛すると、宮川大輔も過去に地方ロケで着替え部屋として使用した公民館の大会議室よりも、松本家のリビングの方が広かったと証言。その公民館の会議室はお笑い劇場でいえば150人を優に収容できるほどの広さだったといいます」(テレビ誌ライター)
また、番組の中で、若槻から「(芸能界で)行くとこまで行ったダウンタウンさんって、目標とか夢とかあるんですか?」と尋ねられた松本は、「もうあんまり無くてね。どうしようかなぁと思って」と答えていた。
150人収容できるお笑い劇場クラスのリビングを備え、まるで“ラピュタ”のような高級マンションに住む松本は、もはや全てのモノを手に入れてしまったと言っても過言ではないのかもしれない。
(木村慎吾)