10月28日に都内で乗用車を運転中にバイクと接触事故を起こし、翌日にひき逃げの疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎の所属事務所・イマージュエンターテインメントが11月5日、同日発売された「週刊文春」掲載の伊藤に関する記事について「事実に反している部分が多数あり」とし、「法的措置を含め適正な対応を行う予定」と公式HPで発表した。
はたして「週刊文春」に掲載されたのはどんな記事だったのか。「恋人に首絞め、中絶、猫虐待 伊藤健太郎の暴走人生」というセンセーショナルなタイトルのついた記事を読んでみると、そこにはテレビや映画で見せる爽やかなイメージとは真反対の伊藤が描かれていた。
記事によると、伊藤は2歳年上の飲食店店員の女性の部屋に転がり込む形で、2016年初夏から2018年夏まで約2年間交際。半同棲生活を送っていたというが、当時月収わずか9万円だった伊藤は、ほぼ“ヒモ”のような状態だったとか。にもかかわらず伊藤は金遣いが荒く、しかも態度は横柄。“プレイの一環”として行為中に彼女の体を噛んだり首を絞めたりという乱暴な行為に及ぶこともあったという。また、伊藤の暴走は彼女の飼い猫にも及び、「健太郎はよく猫の首を絞めていた」という、信じられないような証言も。
彼女は当然、伊藤の言動に嫌気が差すのだが、伊藤はそんな時、彼女に泣いてすがって許しを得ようとしていたという。
結局18年春には女性が妊娠、お互いの母親と所属事務所社長を交えた話し合いの席で、伊藤の母親が彼女に「大事な息子の将来をどうしてくれるんですか。お金は払うから堕ろしなさい」と詰めより、彼女は中絶し別れることになったが、その話し合いの席で伊藤は嗚咽を漏らすばかりだった、とも記されている。
それ以外にも、伊藤が女性と交際中にもかかわらず、女優の小松菜奈や広瀬すずに対し、LINEでしつこく誘いのメッセージを送っていたことなども詳述。
「記事を読むかぎり、これが全て事実であれば人間性を疑うレベルです。所属事務所は『事実に反している部分が多数』といいますが、何が事実でどれが真実でないのか、彼の今後のためにもハッキリした方が良さそうな気がします。ただ、文春のことですから新たな事実を掴んでいる可能性も高いですね」(芸能ライター)
ともあれ、伊藤の復帰への道のりは、長く険しいものとなりそうだ。
(石見剣)