少年隊の東山紀之が11月22日放送の「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)に出演し、不貞を報じられた先輩の近藤真彦について苦言を呈している。
東山がメインキャスターを務める同番組。先週のスポーツ紙に掲載されたニュースを紹介するコーナーでは、不貞スクープを受けて芸能活動を自粛すると発表した近藤について取り上げた。
東山は、週刊文春による報道からジャニーズ事務所の対処までにタイムラグがあった点について、「事務所の対応も、近藤真彦さんの結論というのも、やっぱりちょっと出すのが遅かった。なので、僕らもどう対応していいのか分からないということもあった」と話し、先週放送時点でこの話題を取り上げることができなかった事情を説明。
また、番組後半では、長く同じ舞台で切磋琢磨してきた“兄貴分”の近藤との関係性に関し、「僕は近藤真彦さんと40年以上、まぁ彼の背中を見て、共に育ってきました」とコメント。続けて、「(近藤の)良きところも悪いところも知ってますけど、やはり事務所の中でも世の中的にも年を経て、責任というものが変わってくると思うので、その責任を果たしていない近藤真彦さんには大変大きな失望があります」とバッサリ切り捨てている。
ただ、「僕の立場からするとマッチさんを嫌いになれない自分もいるんです。今、その葛藤の中にいる感じです」と複雑な胸中を漏らすと、「果たしていかなきゃいけないものを見せるべき立場にいますから、今後どうやってマッチさんが見せてくれるのかなぁという期待があります」とも語った。
「事務所の対応の遅さにより、後手の報道となってしまった感はありますが、“ジャニーズの次男”である東山から浴びせられた“長男”への苦言は極めて異例といえます。近藤が事務所における責任を果たしていないと一蹴し、『大変大きな失望がある』と語りつつ、『マッチさんを嫌いになれない自分もいる』といった本心も覗かせ、正面から近藤の不貞と向き合った東山。この姿にネットやSNSからも『よく言った!本当その通り』『先輩にこう言えるのはあなたしかいない!ヒガシさんには頑張ってもらいたい』『東山、あっぱれ』との賛辞が届き、『後輩にこんなコメントをさせなきゃいけないなんて、、東もどれだけ情けないだろう』といった指摘もありました」(テレビ誌ライター)
近藤の不貞を東山が報道番組で批判するという構図は、かつてならば想像すらできなかった光景だろう。
(木村慎吾)