メンズアイドルグループの「JO1」を起用した12月23日発売の「ゼクシィ2月号」にて、メンバーが1人欠けた状態の写真を掲載したとして、編集部が同22日にお詫びと訂正を発表した。
今回のミスは綴じ込み付録の「彼専用ゼクシィ feat. JO1」において、11人全員が集合した写真を載せるべきところ、メンバーの與那城奨が写っていない10人の集合写真を掲載してしまったもの。コロナ禍では11人全員を集めての写真撮影がリスクとなるため、人数を絞って撮影してから画像を合成する手順を踏み、その際に與那城が合成されていないことに気づかなかったのだという。
「今回のミスには2つの原因がありそうです。ひとつは、アイドルグループでは《人数》が重要なファクターとなっており、1人足りなければすぐ気づくはずなのに、編集部側がスルーしてしまったこと。その原因は端的に言えば、JO1の知名度にあると言えます。彼らが十分に有名であれば《11人組》であることも常識となるはず。しかし現実は、そこまで彼らの存在が世間に浸透していなかったわけです」(アイドル誌ライター)
それに加えて、今回のミスにはさらに重大な原因が隠れているというのだ。
「タレントを起用した誌面を制作する場合、事務所側に確認を取らないことはまずありえず、通常ならJO1の運営サイドも《全員集合》の写真を確認しているはず。それにも関わらず與那城の写っていない10人組の画像にオーケーを出してしまったのであれば、それこそが最大の問題ではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
JO1は吉本興業と韓国・CJENMによる合弁会社がマネージメントを担当。運営内部も大騒ぎになっていそうだ。
(白根麻子)