俳優の向井理が4月17日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)にゲストとして登場した。
大好物が寿司という向井は、感銘を受けたというすし店を紹介。その店に行ったきっかけは主演ドラマのプロデューサーから誘われたという。
実は、そのプロデューサーとラストシーンで揉めた後だったので「ぶん殴られるのかな」と思ったそうだ。
揉め事の発端は、向井が壇上でスピーチし、聴衆役のエキストラが手を挙げるシーンがあったのだが、プロデューサーが芝居の指示を出していないエキストラに対して「なんだ! 今の表情は」と怒り始めた時だった。向井がプロデューサーに「役者だったらしようがないんですけど、ちゃんと演出をすればいいだけなのに、あの言い方はないんじゃないですか。せっかく来ていただいているのに、気分を害して帰ってもらうのは僕としても不本意なんで。謝ってください」と言うと「若造のくせに何言ってんだこの野郎!」と返されたという。向井は撮影終了後、そのエキストラに「すいませんでした。また何か機会があったら参加していただいていいですか」と謝罪したそうだ。
「このエピソードに視聴者からは『若造と呼ばれる身分でも、プロデューサーよりエキストラの心情を慮る行動が取れるのはすごい』『間違いを言えるって勇気いるしカッコいいな』『顔も心もイケメンだよ!』と絶賛されました。向井は芸能界入りした当初、なかなか仕事がなく、エキストラで苦労した経験があったからこそ、エキストラを大切にしたかったのではないでしょうか」(芸能記者)
向井の人となりがわかる、ステキなエピソードだ。