視聴率で苦戦を強いられている広瀬すずと嵐・櫻井翔のダブル主演ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)。
初回放送の平均視聴率は11.4%だったが、スタートから内容がイマイチと評判の悪さだけが際立っていた同ドラマ。2話目には視聴率もシングルとなり、下げ止まる気配はない。
「莫大な制作費を投入し、豪華キャストや豪華撮影スタッフを用意するなど、日テレとしては万全の体制で臨んでいました。ところが、豪華すぎるキャストの見せ場を作るのに時間が割かれ、肝心の謎解き部分がスカスカでネット上では酷評の嵐。日テレ内でもどこまで下がるかと見守るしかない状況です」(制作会社スタッフ)
そんな「ネメシス」はスタート前から“映画化”の話がセットになっていると一部で伝えられていた。ただ、この状況では仮に映画化しても、興行成績は厳しいものになりそうだ。
とはいえ、ドラマの視聴率が悪くても映画化して成功した例がないわけではない。長澤まさみが主演した「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)もドラマと映画がセットとなってドラマがスタート。視聴率はずっと1ケタのままだったが、映画は大ヒットとなっている。
「この一発逆転を『ネメシス』でもできないかと検討が繰り返されているそうです。その起死回生の案として出ているのが、嵐のメンバーの集結。休んでいる大野智は別にしても、相葉雅紀や二宮和也といったフル稼働しているメンバーが映画に出演できないかと、水面下で交渉が行われていると聞きます。嵐のメンバーが集まれば話題になるのは確実ですし、興行成績も見込めますからね」(テレビ関係者)
一発逆転となるか?