【THE TIME,】安住紳一郎アナ起用でも「視聴率不振」報道に元放送作家が挙げた「3つの理由」
「安住紳一郎というアナウンサーのキャラクターは他者に翻弄されるような立ち位置として最も輝くタイプ。まわりに大物タレントがいてこそ活きる。おどおどしながらも意表を突き、毒っ気も見せる。言ってみれば猛獣使いなわけですよ。ところが『THE TIME,』は安住アナを中心に回っている。これでは魅力が半減してしまいます」
元放送作家・長谷川良品氏が、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』(2月26日付)で言及したのは、「デイリー新潮」(2月17日)が視聴率低迷を報道した、平日朝のTBS系の情報番組「THE TIME,」(2021年10月にスタート)。人気アナの安住紳一郎を起用しても躍進叶わぬ不振の理由を分析した。
「デイリー新潮」によれば、「THE TIME,」(TBS系)、「ZIP!」(日本テレビ系)、「グッド!モーニング(テレビ朝日系)、「めざましテレビ」(フジテレビ系)の民放4社に「おはよう日本」(NHK)を加えると、4強1弱で1弱が「THE TIME,」。他局が世帯視聴率7~9%を取るところ、「THE TIME,」は4%程度だというのだ。
冒頭のような分析のほかに、長谷川氏は「情緒的価値」が朝の帯番組に必要だとして、こう話す。
「『THE TIME,』のスタジオの配色は無機質で冷たい。ナレーターの声質も重く、ニュース読みを行なうアナウンサーにはどこか拙さを感じるところがある。対するフジテレビ『めざましテレビ』はスタジオに立体感があり、配色も華やかで朝のムードをうまく切り取り再現できています」
また、長谷川氏は「時刻のコンテンツ化」も必要だと説き、例えば「めざましテレビ」では「きょうのワンコ」が始まったので家を出る、「めざまし占い」を見終えたので洗濯を始めるといったきっかけとなるコーナーが存在するが、
「『THE TIME,』は、基本的にニュースが続き、その中にコーナーがポツンポツンと挿入されるイメージです」
番組開始当初、安住が担当したのは月曜から木曜。金曜は俳優の香川照之が司会を務めたが、2022年8月に「週刊新潮」が香川の東京・銀座クラブのホステスに対してセクハラや加害行為を報じたことがきっかけで、結果降板することに。江藤愛アナが金曜の2代目司会者を就任した。
出鼻をくじかれたのも痛かったのかも…。
(所ひで/YouTubeライター)
