Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔と俳優の窪田正孝がW主演している映画「MARS~ただ、君を愛してる~」が6月18日に公開される。今年1月から日本テレビ系でオンエアされた同名ドラマの劇場版だ。
もともとは96年から00年まで「別冊フレンド」(講談社)に連載された惣領冬実による少女マンガ「MARS」が原作で、コミックスは500万部を超す人気作品。04年には台湾でテレビドラマ化されたものの、自死や継父からの暴行など重いテーマが深く絡んだ作品のため、日本でのドラマ化は難しいと言われていた。
「原作ファンからは大ブーイングが起きるほど、ドラマは世界観も人物設定も変えられていました。ドラマの続きとなる映画も原作ファンから批判されるのは必至でしょう。そんななかでも、窪田は狂気を感じさせる牧生を好演しており、今や若手で心の内面を演じさせたら窪田がピカイチではと唸ってしまいました」(映画製作会社関係者)
「ドラマの続きは映画で」という、最近ありがちな商魂丸出しのビジネススタイルのため「その手には乗らない」「藤ヶ谷ファンでも1800円払うのはキツい」「窪田クンの演技だけは観てみたい」など様々な声が噴出している。日本テレビのあざとい商魂という負荷を、結果的にフォローするほどの実力を発揮している窪田には拍手を贈りたい。