ジャニーズのタレントでは圧倒的に“ザ・オトコ”といったオーラを醸し出しているV6の森田剛。グループ内でもただ一人のクールガイだが、5月16日放送のバラエティ番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)の出演時も、期待どおりの一匹狼感満載トークを展開し注目を集めた。
同番組で森田は人の好き嫌いが激しいという話題になり、本人も会って3秒ぐらいで好き嫌いを判別していると説明。その流れからしゃべくりメンバー全員を好きか嫌いかで区別することになったが、くりぃむしちゅー・上田晋也、有田哲平、さらにネプチューン・名倉潤を「嫌い」と容赦なく切り捨てた。
また、V6メンバーでも同様の企画にチャレンジ、リーダーの坂本昌行、井ノ原快彦、三宅健を「嫌い」と答えたことで、実にメンバーの半分が嫌いだったことがわかった。
「この判別はあくまで第一印象の話ということでしたが、『井ノ原君とは波長が合わない。感覚が違うのか~な~』と本音をぶちまけ、共演者たちも反応に困っていたほどでした。その理由について森田は『(井ノ原は)オーディションを受ける時から面倒を見てくれていた直の先輩のため、思ったことを言いづらかったりする』と説明していましたが、言いづらいと言っているわりに『嫌い』とバッサリ言ってしまう感覚はなかなかです(笑)」(エンタメ誌記者)
ちなみに森田節が炸裂したこの放送も視聴者からの反応は良好だったようで、「好き嫌いをここまでハッキリ言えるのは清々しい」「やっぱ森田は別格だな」「いまだに謎が多いから話しを聞いていて飽きない」と、ネット上では森田を“楽しむ”コメントが多く見られた。
一方では「気をつかう人もいるのに、嫌いと一刀両断するのは失礼」「私もアナタが嫌いです」「そんなに人を嫌いになる理由がわからない」など、否定派も多い。
「当然、キャラ的に賛否はあるでしょう。しかし、番組には28日公開の森田の主演映画『ヒメアノ~ル』の宣伝で、共演の濱田岳とともに出演。森田も浜田もともに人見知りで友達もそれほど多くないということでしたが、森田のエピソードが強烈すぎるあまり、濱田のエピソードが全然目立っていなかったのが気の毒でしたね。存在感が完全に消えてました(笑)」(前出・エンタメ誌記者)
森田本人も“俳優10:アイドル0”の比率で活動していると話していたが、今後も異色の存在として突き進むのだろう。
(田村元希)