KinKi Kidsの堂本光一が、Sexy Zone・菊池風磨とSixTONES・田中樹がメインキャストのロングセラーミュージカル「DREAM BOY」の演出を担当した。
通称「ドリボ」は、作・構成・演出をジャニー喜多川氏が務め、04年に滝沢秀明主演の「Magical Musical『DREAM BOY』」としてスタートした。滝沢は、ミュージカル「SHOCK」シリーズ(00年~)の光一と肩を並べて、帝国劇場の最年少座長記録(21歳)を持っている。19年にジャニー氏が永眠したため、昨年から光一が演出業を買って出ている。
光一は「SHOCK」シリーズで21年間もの長きにわたって座長を務めているため師と仰ぐ後輩が多いが、11歳でジャニーズ事務所に入所して、中学生時代は数々のジャニーズJr.内ユニットに属していたHey! Say! JUMPの山田涼介とは、ほぼ接点がなかった。にもかかわらず、山田の二十歳の記念日当日には粋なお祝いをしている。
誘いは、1本のメールだった。「山田、いま何してる?」と送った光一に対して、「いま家にいます」と返信すると、「今から○○に来られる?」と光一。指定された場所は光一の行きつけのおしゃれなカフェで、バースデーケーキが用意されていた。さらに、「これから俺の名前で自由にここ使っていいからね」と“永久チケット”を譲渡されたというのだ。
「光一は仕事の相談に乗ってくれたそうです。大人の仲間入りを果たした気持ちになれた山田にとっては、忘れられない宝物になったとか。プライベートの交流がほぼゼロだった光一からのドラマチックな演出。山田にとっては、意表を突かれっぱなしだったようです」(アイドル誌ライター)
雲の上の存在だった光一の視界に入っていたことを知っただけでも、山田はうれしかったようだ。
(北村ともこ)