「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)で「イヤミ課長」を演じ、人気を博した俳優の木下ほうか。趣味は献血とバイクで、2009年には骨髄提供をしていたことが、17年に「日本骨髄バンク」のCM出演がきっかけで明らかになった。
そんな木下の醜聞を暴いたのは、3月24日発売の「週刊文春」。記事によると、木下と過去に関わった2人の女優が、彼からの性被害を告発している。その手口は、演技指導の名目で自宅に呼び出し、女性が拒むと「みんなやってる」「これを断るようなメンタリティじゃこの世界でやっていけない」などと言いながら、なし崩し的に迫ってきたという。
「このような話は、数十年前はよく耳にしました。男女間でも、同性同士でもね。しかし、ハラスメントに対する認知が広がった今、時代錯誤も甚だしい。骨髄バンクのCMに出演したことで、それまでの“悪党”“いけず”“意地悪”といった役柄のイメージが払しょくされていただけに残念です」(芸能記者)
木下はこの件について文春の取材に回答はなかったとある。19年に木下を初代アンバサダーに任命していた「公共財団法人日本骨髄バンク」は事実確認をしようとしても連絡が取れず、公式サイトから削除したそうだ。
木下は、今回のことをどう説明するのだろうか。