進学や就職、社内異動など、春は“新しい出会い”の季節です。その機会、ぜひともモノにしたいですよね。人の第一印象は出会って3秒で決まります。この3秒をどう演出するかが、恋人になれるかどうかの分かれ道。では、どうすれば好印象な女性になれるのでしょうか。
■ファッション編
人の好みは千差万別ですが、第一印象で「やだな」と思うと、後々までその気持ちが残ります。最初に嫌われると挽回しにくいので、初顔合わせのときは万人ウケするファッションがオススメです。肌見せ度の低い、可もなく不可もない無難なデザインのものをチョイスしましょう。色はふんわり優しいパステルピンクがよいでしょう。相手に好感を持たれたことが分かったら、次から少しずつ自分らしいファッションを見せていきましょう。
■シチュエーション編
角に丸みのある優しいデザインのテーブルで話すほうが、穏やかなコミュニケーションを取りやすいです。正面に向かい合って座るより、90度の位置に座るほうが会話は弾みやすく親しくなりやすいという実証データがあります。飲み物は冷たいものより温かいものを。ご飯やお菓子を一緒に食べるシチュエーションなら、さらに親密になれる可能性大です。ほのぼのあったかムードの空間を演出してみてください。
■顔合わせ編
男性は、見つめられると相手を好きになりやすいです。なので、しっかりと相手を見つめて話しましょう。ただし、見つめるのは5秒以内。それ以上だと、相手は「睨まれているのかな?」と誤解してしまいます。また、見つめ合った後には、先に目をそらすのが原則。そのほうが相手から好感を持ってもらいやすいです。
■会話編
会話の中に、自己紹介して覚えた相手の名前を入れるのがオススメです。ただし、初対面のときはファーストネームを呼ぶとマイナスイメージに。基本的には「太郎さん」ではなく「佐藤さん」。よっぽど相手とノリが合いそうなときのみ、確認を取りながらファーストネームを呼びましょう。これもやり過ぎは禁物なので、1時間に3回程度までとしましょう。
■コミュニケーション編
人は、食べているときには他人に優しくなれます。なので、同じ会社の同僚だったら「飴どうぞ♪」というように、ちょっとしたものをあげるといいコミュニケーションになります。職場の雰囲気にもよりますが、帰省や旅行などのお土産をみんなに配るのもいいですね。最近は職場の恋愛はしにくい環境かもしれませんが、気になる人とタイムカードを押すのが同じ時刻のときはチャンス。こんなときの「飴どうぞ♪」は、いつも以上のコミュニケーションになりますよ。
出会いの季節。ここで紹介したメソッドを参考に、はりきって恋のスタートダッシュを!
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。