アメリカ・ロサンゼルスで現地時間3月27日(日本時間28日)に行われた「第94回アカデミー賞」の授賞式で、「国際長編映画賞」に輝いた「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)。受賞後に行われた会見で主演の西島秀俊は「本当に嬉しいです。この作品を観たたくさんの方に、素晴らしかったと言っていただいて、あらためてこの作品が国とか言葉を越えて、皆さんの心に深く響いたんだなと、会場ですごく感じました。とても幸せです」と喜びを語った。
そんな西島の人柄について女優・岡本麗の話が、3月29日発売の「女性自身」に掲載された。
「西島君は本当に真面目な子。初めて会った時は『芸能界に来ちゃっていいのかしら?』と心配になるくらいでした。今でも彼の芝居を見ると折り目正しい紳士な感じがしますが、それは彼の内面から出る誠実さ、育ちのよさ、品格ゆえだと思います。今回の映画『ドライブ・マイ・カー』で冒頭に彼が性的な言葉を言う場面がありますが、彼自身はそんな言葉を絶対に口にしない人。私と共演した時には『女優さんに(性的な言葉を)言わせるのもダメですよ』とも言っていました」。
何とも、どこかの俳優に聞かせたい言葉だ。
「西島はアクションも時代劇も、同性同士の恋愛までも幅広い役柄を演じてきました。どのような役を演じても、決して下品にならず、凛とした美しさと強さを持った俳優という印象があるのは、岡本の証言を聞いて納得しました」(週刊誌記者)
俳優として、さらなる活躍を期待したい。