鼻炎持ちはどうすればいいの?
タレント・中川翔子の“削除済み”ツイートに対し、冷ややかな反応が集まっている。
発端となったのは6月21日に中川が投稿した“苦言”だった。「鼻をかむのはできればトイレとかでしてもらえたらありがたい、、」と、公共の場で鼻をかむ行為について言及すると、「レストランで食べてる時にじゃなく、仕方ないことだから」とも綴った。
生理現象ではあるものの、飲食店の食事中は周囲への配慮をしてほしいとの中川の要請に、一部フォロワーから「すげーわかる」「音が気になる」「大人のエチケットですね」と共感する声が届いたが、批判的なツイートも目立った。
「コロナ禍ということもあり、飛沫を気にするという意見も見られますが、アレルギー性鼻炎などの体質により、頻繁に鼻をかまなければならない事情を持つ人もいます。よって、中川の“苦言ツイート”には、『慢性鼻炎で、ご飯を食べると鼻水が出やすくなる。ひどいと1分に1回かまないといけない時があるんだけど、そういう人はどうすればいいんだろう』『慢性的に痰に悩まされているから、ほんとこれはどうしたらいいのか問題なんですよね。私だって女なので、人前で鼻水なんかかみたくないよおおおお!』『確かに不快な音ではあるけど、鼻炎持ちだと毎回トイレ行くわけにもいかないのよなぁ』などの反応があったほか、『鼻をかむ程度のことでいちいちトイレの個室使われたら、別の迷惑が生まれる』『そこまで気にするならもはや外食はしないほうがいい』『鼻をかむためだけに店内をウロウロされてもかなわん』などの指摘もありました」(テレビ誌ライター)
こうした反論が相次いだせいか、中川はすぐに当該ツイートを削除。この対応についても「しょこたん鼻かみツイート消してんじゃん(笑)普通に考えたら炎上するようなことなのわかるやろ(笑)」との声があった。
もちろん、周囲への飛沫など、最低限の配慮は必要かもしれないが、過剰にルール化されてしまう社会もまた、別の弊害をもたらすことにつながりそうだ。
(木村慎吾)