元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が8月13日配信の「News Bar橋下」(ABEMA)に出演し、現府知事・吉村洋文氏のモテっぷりを明かした。
この日、橋下氏は進行役のお笑い芸人・サバンナの高橋茂雄、今田耕司とともにお酒を飲みながらのトークを展開。途中、橋下氏のイメージに関する話題になると、今田は同氏が世間の印象を悪くしているポイントとして「口の悪さ」を指摘し、より柔らかい言葉遣いや態度を見せるべきだとアドバイスした。
この指摘に苦笑いを浮かべた橋下氏は「これをしっかり反面教師として、僕みたいにやらないようにしてるのが、吉村大阪府知事ですよ」とし、「絶対、何を言われても『まぁまぁ、それはわかります』とか『そういうことはやめましょう』とか」と、すぐにカッカしない吉村知事の物腰の柔らかさを称えた。
続けて、橋下氏は「吉村さん、すごいのは出待ちファンがいるんですよ」とアイドル的な人気を誇っているとも説明。新旧の大阪リーダー同士、仲がいいことでも知られ、読売テレビで遭遇した際も、ファンの出待ちが多いことを「絶対に番組とかで言わないでくださいね」と府知事からクギを刺されたというが、橋下氏は「いろんなところで言いまくるから」と返したという。
最近では、安倍晋三元首相の銃撃事件もあり、要人警備の見直しをしているというが、吉村知事の場合は「(公務を)オープンにしてるんで、新幹線にファンが乗ってきちゃう」と暴露。中には、東京から大阪までの新幹線に同乗して付いてくる熱狂的なファンもいるようで、橋下氏によると、「別の人に聞いたら、改札口を降りたところで抱きつかれたらしい」とのこと。
なんでも、吉村知事を敬愛するファン層は「見た限りは主婦層と、普通にちょっと若い人」だといい、これほどまでの追っかけファンを抱える政治家は「吉村さん以外にいないんじゃないですか?」と驚いたようだった。
「サバンナ高橋も『好感度が高いのはわかります』と、同知事の人気の高さに納得の様子。SNSでは、インスタグラムで31万人、ツイッターで127万人ものフォロワーを抱えています。芸能界でも同知事に賛辞を送る声があり、女優・星野真里は『初めて政治家が“カッコイイじゃん”と思えた』と称えると、コラムニスト・辛酸なめ子もライフスタイル誌『CLASSY.』の中で『従来の知事のイメージをくつがえすイケメン知事』だと紹介。会見時にマスクを外す仕草すらもカッコイイと魅了されています。
もちろん世間からも『吉村知事はかっこいいです。あれだけ甘いマスクをした40代はなかなかいません』『知事の中でいちばんイケメン』『私も吉村さん大好きです』などと評価は高く、マスコミへのコメント対応力についても“敵を作らないのが上手い”として好意的な反応が多いです」(テレビ誌ライター)
アイドル級の人気は結構だが、いきなり抱きつかれてしまうほどの距離感には慎重になってほしいところである。
(木村慎吾)