劇団EXILEの町田啓太主演ドラマ「テッパチ!」(フジテレビ系)の第9話が8月31日に放送され、平均視聴率は4.1%だった。
本作は、陸上自衛隊を舞台にした群像劇。キャストは町田をはじめ、佐野勇斗、工藤阿須加、桐山漣、結木滉星、水沢林太郎ほか若手のイケメンぞろい。撮影は防衛省の全面協力のもと、現職の自衛官がエキストラとして登場し、車両やヘリコプターなども実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用していることが放送前から話題になっていた。
しかし、7.6%からスタートした視聴率は、第3話から4.7%に落ち込み、その後もずっと4%台で推移している。
視聴者の感想としては「毎回ジーンとくるシーンがあり、ここ最近のドラマでは感動しています」「大木(久保田悠来)班、いいですね! 班長さんの人柄にホッとします」など、評価する意見もあるのだが、「自衛隊特有の話は警務部などの紹介だけ。自衛隊からすればもっといろんなことを取り上げてほしいのではないかと思うが」「結局、内部の人間関係の話がメインだったのか。見たかったのは災害派遣や演習での、事件や対立からの解決や友情とかだった」など、期待外れのガッカリ感が漂っている。
「防衛省としては、自衛隊員のイメージアップ及び広報活動の一環として全面協力したのでしょうが“熱血青春ドラマ”を謳っているわりには、年齢層が高い。陸自の候補生を描いていますが、やはり、災害派遣などでいかにして自衛官の力が国民生活に必要なのかなども描いてほしかったですね。色恋はなくてもよかったのではと思います」(テレビ誌ライター)
次回は、広報活動の一環として、テレビのお見合い番組に出演することになった大木班‥‥という内容。色恋沙汰ならば、視聴者からはため息とゲップが出ることになりそうだが、果たして‥‥。