8月7日に放送されたHey!Say!JUMP中島裕翔主演のテレビドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(フジテレビ系)第4話の視聴率が、6.4%だったことがわかった。今回は前回の視聴率から0.4ポイント数字を上げている。
「『HOPE』は低視聴率とはいえ、前クールで放送された平均視聴率4%台の、芦田愛菜主演『OUR HOUSE』に比べれば健闘しています。これは高視聴率ドラマを多く生み出している裏のTBS日曜枠が、今回は視聴率1ケタと伸び悩んでいることも影響しているのでしょう」(テレビ誌記者)
裏番組の「仰げば尊し」は3話から視聴率9.9%と、1ケタ台に下落したが、それでも「HOPE」はいまだ初回から視聴率対決で大敗を喫している。
そんななか、「HOPE」は今回、中島演じる主人公が会社から初任給を受け取る様子が放送された。だがその金額に対し、視聴者からは様々な意見が上がっていたという。
「終盤、主人公の通帳に初任給が振り込まれ、それを確認するというシーンが放送されました。しかしその金額が20万5000円と、高卒で契約社員の手取りとしては、高額な部類ということで、視聴者からは『高卒なのに手取り20万とかふざけるな!』『契約社員が初任給20万って。ドラマの感動が薄れた』『自分の初任給と比べると悲しくなってくる』と、ネガティブな意見が殺到しました」(前出・テレビ誌記者)
業種によって給料は異なるものの、ドラマで描かれた金額は、高卒の手取り額としては一般平均よりも高かったため、自身の体験と照らし合わせてしまう視聴者が多かったようだ。
(森嶋時生)