4月9日にスタートする、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の2人の半生を描く連続ドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)。同ドラマに「しずちゃん」役として出演することが去る3月23日に発表された、女優・富田望生(とみた・みう)が注目されている。
「だが、情熱はある」は自分が何者かわからない、でも何者かになりたいと願いつつも極度に人見知りな超ネガティブ男・若林と被害妄想や嫉妬にさいなまれる男・山里が、イバラの道をもがき苦しみながら突き進む青春サバイバルストーリー。若林役はKing&Princeの高橋海人、山里役はSixTONESの森本慎太郎が務める。
富田が演じるのは山里の相方で“しずちゃん”こと山崎静代役。森本演じる山里と、どのようなコンビネーションを見せるのかに期待は高まるが、そんな富田は配役発表に合わせてコメントを発表した。
「『しずちゃん役の富田望生です』と言える時が、とうとう…やってきました…!」と感慨深げながら、「この度、山崎静代さんを演じさせていただきます。お話をいただいた時からバクバクしており、発表された今、もう逃げられないぞ!が正直な気持ちです」と心境も明かした。さらに「独特な感性と雰囲気、挑戦に潔く踏み入る力強さを待つ魅力的な方を務められること、大変光栄に思います。主人公・山里亮太さんの相方として、山ちゃんの、そして森本さんの数々の言動を、時に受け止め…時に受け流し…。何より言動の理由や矛先のひとつになれるよう、リスペクトと情熱を持って臨みます」と意気込みを語った。
ネット上では「この子はしずちゃん役に仕上げてくると思うぞ」「富田望生さんの演技力なら安心して見られそうですね」「富田望生ちゃんの演技力は本当にすごいと思うし、役に合わせて体型をかえるのも得意としてるので、どんなしずちゃんを演じてくれるかとても楽しみです」など期待の声が続出している。
そんな富田は2015年に「ソロモンの偽証」で映画初出演を果たして注目された。以降は17年の映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」や18年には「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、19年のドラマ「3年A組‐今から皆さんは、人質です‐」(日テレ系)、NHK朝ドラ「なつぞら」、20年の「教場」(フジテレビ系)、「美食探偵 明智五郎」(日テレ系)などで印象に残る演技を見せてきたバイプレーヤーだ。
「役柄に合わせて体重を増減することも多く、今回もしずちゃんのガッチリした体格に寄せてくるのではないかと思われます。気になるのは身長差。実際のしずちゃんが182cmであるのに対して、富田は152cmと小柄。シークレットブーツやアップなどを多用してリアルに寄せていくのか、割り切って演技力でカバーするのかも見どころです」(芸能記者)
ともあれ、ドラマの期待値を大幅に上げたのは間違いなさそうだ。
(柏原廉)