「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で見せつけられた、お笑いコンビ・モグライダーのともしげと芝大輔の固い絆に視聴者の間で飛び交った感動の反応がいまだ続いている。
さる6月28日放送回の企画は「相方が倒れて予断を許さない状況でも時間が経てば腹は減るし眠くもなる説」で、相方が“命の危機“にある最中に、どんな振る舞いを見せるかをモニタリングする「コンビ愛」検証ドッキリだった。
「1人目のターゲットのコロコロチキチキペッパーズ・ナダルは、マネージャーから、相方の西野創人が意識不明で倒れたとの連絡を受けるも、滞在先のホテルでルームサービスを満喫。ステーキにお酒、マッサージを堪能するリラックスぶりで、“らしい“一面を見せていただけに、モグライダーのともしげの行動には本当に驚かされましたね」(テレビ誌ライター)
ともしげは、以前からバラエティー番組では「人の不幸が大好き」とのキャラクターが定着しており、相方で、仕掛け人の芝も、検証前にはともしげから心配されることをあまり期待していなかった。しかし、マネージャーから芝の緊急事態を知らされると、ともしげはすぐに部屋着から私服に着替えた。これをモニタリングしていた芝は「いつでも動けるように準備してるってことかな」と相方の意外な行動に驚いた。
「その後、ともしげはマネージャーからの続報を待っているのか、常にスマートフォンを手放さず、目をこすり、涙を流す場面も。鼻からは血が出てくるという異変もあり、スマホでは芝と並んで写る写真を寂しそうに眺める様子も放送されていました」(前出・テレビ誌ライター)
結局、相方が倒れたとの連絡を受けた後は、食事も睡眠もいっさいとらなかったともしげに、深夜3時になってネタバラシ。芝がホテルの部屋に入ると、ともしげは涙で目を真っ赤に腫らしており、開口一番に「あぁ…良かったね。良かったね」と芝の無事を知って安堵した。
芝からドッキリの内容を伝えられ、「腹は減らなかった?」と聞かれたともしげは、泣きながら「減らなかったな」「食べたり、お酒飲んだりとかしたほうが落ち着くかなと、ちょっと思ったんだけどね」としみじみ。さらに「まぁ、死なれたら困るからな。困るんだよなぁ。心配したよ」と改めて相方の存在に感謝している想いを伝えていた。
「この感動のやり取りには、MCのダウンタウン・浜田雅功と松本人志も思わず無口で食い入るように静観し、『すごいな』『ええ話や』などと感動のリアクション。また、視聴者の間でも『まさかともしげさんに泣かされる日が来るとは思わなかった』『ともしげさん、一気に大好きになりましたよ』『好感度急上昇でしょ、これ』との絶賛が殺到しています」(前出・テレビ誌ライター)
ともしげにとって、苦楽を共にしてきた芝は運命共同体に近い存在なのだろう。
(木村慎吾)