歌姫テイラー・スウィフトとも人気を二分しているといわれている、飛ぶ鳥を落とす勢いの女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ。その人気を象徴するようなビックリなニュースが届いた。それは「彼女に対する警備を強化せよ!」というもの。
それだけなら「えっ、ふつうの話じゃないの?」という人が大半だろうが、その対象が「蝋人形」と聞いたら、驚くにちがいない。
2014年に全米チャート2位を記録しダブルプラチナムシングルに輝いた、彼女の大ヒット曲「アナコンダ」のミュージックビデオに登場しているニッキーの四つんばい姿がそのまま蝋人形となり、ラスベガスのマダム・タッソー蝋人形館に展示されているわけだが、これが異様な大人気。理由は「あまりにセクシーだから」。それだけならいいのだが、この蝋人形といっしょに“あまりに不適切な写真”が撮られるケースが増えてしまい、同館が警備強化を決断したのだ。
同館は声明の中で「マダム・タッソー・ラスベガスでニッキー・ミナージュの蝋人形が不適切にずっと写真を撮られていることは認識していましたが‥‥来館者がこのような不適切な行動を取ることは残念であり、このことで気分を害されることがありましたら、お詫び申し上げます(中略)このエリアにさらに多くのスタッフを配備するよう早急に措置いたしますし、この特定の蝋人形周辺の設置環境を変更されていますので、今後あのような写真が撮られることはありません」と説明する。
ただし、自分が性シンボルでもあることを認識しているニッキー本人はこの騒動をあまり気に留めていない様子。ファンからは「さすが叩き上げのスターだ」と称賛を浴びているようだ。