ダウンタウン・松本人志を巡る性加害報道で、女性に声をかけたとされるスピードワゴン・小沢一敬が芸能活動の自粛に追い込まれた。
1月13日、小沢の所属するホリプロコムが「小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました」とのリリースを発表。
この日は静岡市清水市で開かれる「爆笑!お笑いライブin清水」に出演を予定していたスピードワゴンだったが、前日に小沢の体調不良を理由として出演の取りやめを発表していた。
小沢の活動自粛について「松本も自粛を発表しているので、判断自体は妥当」としつつも「どうして『活動継続』宣言から急転したのか」と首をひねるのは、お笑い関係者だ。
1月9日、小沢について所属事務所は「スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります」と活動継続を発表。わずか5日での撤回となった。いったいこの間に何があったのか。
前出のお笑い関係者は「大阪のニュース番組での『決定的な報道』が引き金となったのではないか」と推測する。
1月12日、ABCテレビ「news おかえり」に芸能レポーターの島田薫氏が出演。松本と「週刊文春」の裁判について解説を行った。
ここで島田氏はどこまでが松本側が主張する「事実関係」の範囲なのかについて言及。「これ、事務所に確認しました。そうしましたら飲み会自体はあったそうです。それからそういう行為もあったようです」と飲み会と性行為の存在を吉本が認めたとコメントしたのだ。
「こうなると、さすがに小沢の『何ら恥じる点がない』というスタンスには無理が生じる。島田氏のコメントが活動自粛の決定打となった可能性は大いにあります」(前出・お笑い関係者)
さらに事態は一転。同14日に「news おかえり」公式サイトが島田氏のコメントについて「現時点でお伝えした内容が事実であるという確証は得られておりません」と報告している。
小沢の胸中やいかに。
(塚原真弓)