元人気艶系女優で現在はモデル、タレントとしても活動する三上悠亜が、出演したバラエティ番組で、付き合う男性に求める年収を答え、ワル目立ちしてしまった。
ともに女性芸人であるお笑いコンビ・蛙亭のイワクラと、ピンで活動する吉住の冠番組「イワクラと吉住の番組」（テレビ朝日系）のさる1月16日深夜放送回。同回では「タイプの男性なら、付き合う場合に最低どれくらいの年収までなら許容できるか？」とのテーマでガールズトークを展開したが、吉住が30代のおおよその平均年収である「450万円」、イワクラは月収を30万円と仮定して単純計算で「360万円」と答えた。三上と同じくゲストのモデル・ゆうちゃみは「めちゃくちゃ頑張らないといけない数字」としつつ「ヒモみたいな彼氏はイヤ」との理由で「1000万円」と回答。ところが、三上は、「3000万円」というズバ抜けて高い額を掲げたのだった。
スタジオに微妙な失笑が飛び交うと、三上は慌てて「平均年収を知らなかったかも。アルバイトもしたことがなく世間に出てしまったので、あんまり（一般的な）年収を知らなくて…」と弁明し、「本当は自分よりも稼いでほしいんですけど、ちょっとそれは難しいかなと思って、下げました！」とのこと。要は、三上も「イケメンだろうがヒモはイヤ」とのスタンスなのだが、さらに理想の年収については、「1億円とか…。何も考えない理想です」とまで口にしたのだった。
「三上は2009年から2014年までアイドルグループで活動し、卒業後の15年に艶系女優に転身。以後、8年にわたりトップを走り続け、引退を発表した昨年度の人気艶系女優ランキングでも1位に選ばれています。自分よりも稼いでいてほしいという“三上基準”では、妥協しても正直、3000万円が下限ということなのでしょうが、女性と思しき視聴者からは『世間を舐めすぎ』『理想の数字を語るのは自由なのでお好きにどうぞ』『年収3000万円や1億円を稼ぐ人が、なぜわざわざ三上悠亜を選ぶでしょうか？』などの差別的なニュアンスまではらむ辛口ツッコミが続出。イワクラや吉住の堅実さを際立たせる効果さえもたらしていたようです」（テレビ誌ライター）
もっとも、これまでアイドルと艶系女優しかキャリアを経験していない三上だけに、世の中の相場や、一般的な金銭感覚を把握することは至難の業とは言えそう。共演者に対してマウントをとろうとするような意図は微塵もなく、漠然と“自分よりは稼いでいてほしい”という思いゆえの答えだったはずだが…。
（木村慎吾）
