世界の歌姫ことテイラー・スウィフトの日本公演が2月7日~10日の4夜連続にて東京ドームで開催される。昨年3月にスタートした「THE ERAS TOUR」の一環で、今回の東京公演は世界17か国・25都市を回る海外公演のスタートとあって、ファンの期待も大きく高まっているところだ。
アメリカ本国では昨年8月の公演を収録した劇場版が、前売りだけで1億ドル(約147億円)を超える大ヒットに。それもあって海外公演の起点となる東京公演にも注目が集まるなか、米メディアではスウィフトが同公演後に「タイムトラベル」をすると話題になっているというのだ。
「スウィフトは2月11日に米ラスベガスで開催される『スーパーボウル』を現地で生観戦する予定。ところが東京公演の最終日は2月10日22時ごろの閉演となっており、スーパーボウルは翌日の現地15:30にキックオフ予定となっています。東京からラスベガスにプライベートジェットで直行しても12時間程度かかることから、彼女がタイムトラベルしない限り試合には間に合わないというのです」(アメフトに詳しいスポーツライター)
もちろんスウィフトはタイムトラベルをするわけではなく、時差のおかげで試合に間に合うというのが真相だ。日本とラスベガスには17時間の時差があり、日本公演の終了時刻は現地時間で土曜日の朝5時となる。そのため公演後にすぐ日本を飛び立てば、土曜日のうちにラスベガスに到着でき、翌日のスーパーボウルには悠々間に合うという計算だ。
そのタイムトラベルを可能にするのが、彼女が保有するプライベートジェット。スウィフトは自身のマネージメント会社を通して2機のジェット機を保有しており、2011年に4000万ドル(当時の相場で約32億円)で購入したダッソーファルコン900は太平洋横断も可能な性能を誇っている。
しかも洒落ているのが登録記号の「N898TS」だ。頭の「N」は米国籍機を表しており、続く「89」は生まれ年の1989年にちなんでいる。そして最後の「TS」は彼女のイニシャルであり、まさにテイラー・スウィフト専用機だと言えよう。
「彼女は現在、カンザスシティ・チーフスの人気選手であるトラヴィス・ケルシーと交際中。1月28日に開催されたAFC決勝戦では試合後、フィールドでケルシーと熱いハグ&キスを交わす姿が全世界に向けて生中継されました。試合中にはケルシーの家族と一緒にプライベートボックスで応援。今季はチーフスの全20試合中、実に12試合を生観戦したそうで、そのラブラブぶりは全米から注目の的となっています」(前出・スポーツライター)
日本でも昨年3月のWBCで、板野友美や衛藤美彩といった元人気アイドルが日本代表選手の妻としてスタジアムで観戦したことが話題になったもの。一方でスウィフトは妻ではなく、まだ恋人の段階だ。それでもラブラブぶりを見せつけるところが、アメリカ流のエンターテインメントなのかもしれない。