節分もバレンタインもホワイトデーも終わった今、「KALDI(カルディ)」は桜のお菓子いっぱい! すでに花見のシーズンが来ちゃったの? っていうぐらい、売り場がピンク色で溢れています。
そこで、桜・さくら・SAKURAと書かれたお菓子、3つを食べ比べてみました!
「さくらかりんとう」213円(写真右)は、サクサク食感の生地に、桜の花パウダーを炊き込んだ、ほんのり甘塩っぱい蜜をからめたかりんとう。原材料は小麦粉、砂糖、植物油脂、水飴、脱脂粉乳、バター、桜の花パウダーなどになります。
指より若干細いぐらいの太さのかりんとうは、口に入れると確かに桜の香り。甘さもほどよく、かりんとうの中ではライトなタイプ。ゴリゴリ、ガシガシのかりんとうが好きな人には、お上品に感じるかもしれません。そして上品だから、無意識にずーっと食べ続けてしまう可能性も。60g入りなのですが、あっという間に食べ切ってしまうボリュームです。
かりんとうと同じ1袋60g入りなのが「桜せんべい」226円。ピンク色が可愛い一口サイズのエビせんべいで、原材料はばれいしょでん粉、植物油脂、えび、桜葉、食塩など。薄くてサクサク、エビの香りよりもサクラの香りが立っているライトなお煎餅。
「さくらマドレーヌ」426円は、とっても小さなマドレーヌ。生地に桜葉パウダーを使用し、桜の香りと桜葉の塩味を効かせたからなのか、桜の香りが一番しっかり感じられます。原材料を見てみると、中には桜花塩漬、桜葉塩漬、桜葉パウダーが。とことん香りにこだわったマドレーヌと言えそうです。
と、ここまで『桜の香り』と書いてきたんですが、実際はね、さくら餅を包んでいる、桜の葉の塩漬けの香り、なんですよ。ご存知の通り、桜の花の香りって、よっぽど嗅覚が優れていないと無理だと思うし。
だからなのか、3品とも日本茶に合う!緑茶でも抹茶でもほうじ茶でも。かりんとうとエビせんべいは当たり前としても、マドレーヌも桜効果で、お茶と味わうとなんかホッとするおいしさに感じられます。
結局、桜のお菓子って、桜の葉の塩漬けの香りとか、お菓子自体がピンク色とか、パッケージに桜の花、とかなんだろうなぁ。さくらかりんとうが、桜の花パウダー入り、というのがもしかしたら珍しいのかも。
ということで結論。おそらく桜が咲ききるまでしか販売しない、カルディの桜スイーツ。店内には他にも、桜あんドーナツに桜ショコラ、桜チョコや桜の発泡酒など、とにかくいろいろな桜モノが売っています。パンダの杏仁豆腐も桜ミルクプリンバージョンになっているし。今のうちにいろいろ買って、ひと足先にお花見気分を楽しむのがお勧めですよ。
(ロドリゴいしざわ)