こんなにしっかりした子だったの!? おバカタレントとしてブレイクした藤田ニコルの隠し撮り対応に、称賛が集まっている。
藤田は12月1日に放送されたバラエティ番組「耳が痛いテレビ 芸能界カスタマーセンター」(日本テレビ系)に出演。番組では、プライベートの藤田を一般人が勝手に撮ったらどういう対応をとるのかを検証するドッキリ企画を敢行した。
1人飲食店でくつろぎ、プライベートを満喫している藤田を、おばちゃん2人組がシャッター音付きで無断撮影したのだが、これに対しての藤田の対応がおみごとだった。
「撮られたことに気付いた藤田は隠し撮りをしたおばちゃんのテーブルにスタスタと近付いていき、『撮りました? 撮った? 撮ってない?』と問い詰め、『すごい嫌な気持ちになったから、これから気をつけたほうがいいかもしれない』と自分の気持ちを吐露して、しっかり注意。その後で『握手だけでもいいですか?』と、みずから握手を提案していました。しっかり注意しに行ったこともスゴいですが、何より注意をしたうえでファンサービスも忘れない対応は素晴らしい。もし注意だけで終わっていれば、注意された側としては藤田に悪い印象を抱いてしまい、その後にネット上で悪口を言われる可能性もあったわけですから、絶妙なバランスが取れた神対応だと思います」(エンタメ誌記者)
視聴者からも「この対応は好き。有能な政治家みたい」「藤田って意外とちゃんとしてるヤツなんだな」「ちょっと好感度上がったかも」「言葉遣いはあれだけど、案外、礼儀作法はしっかりしてるんだな」といった声が上がるなど、この対応を通して藤田に対する見方が変わったという声も多く聞かれた。
「それ以外にもこの日番組で共演していたりゅうちぇるとは、最初に共演し始めた頃には同じ色物キャラということでやりにくさを感じていたと藤田は打ち明けていましたが、最近は共演するのに苦手意識は感じていないとのこと。なんでも、藤田は自分なりに自分のポジションを研究しながら、考えて立ち回っているそうで、昨年までと比べたら明らかに成長が感じられますね」(前出・エンタメ誌記者)
もはやただのおバカキャラではなくなったが、学習能力が高いことだけは間違いないだろう。
(本多ヒロシ)