今クールのドラマが続々とクライマックスを迎える中、 “悪い男”が好きな女性たちが2人の“旧ジャニーズ俳優”を比較する動きがあるという。
1人は、6月4日に最終回を迎えたドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の、その最終話で、田中みな実とイチャイチャシーンを披露した亀梨和也だ。亀梨演じる「真樹」の恋人が、田中が扮する「カオリ」で、カオリは初回で事故死しているが、最終話で真樹(亀梨)が、カオリと大学時代に出会った頃を回想するシーンが登場。真樹が大学のキャンパスで寝ている時にカオリに「めっちゃ好み」と、突然ホオをつつかれる。この2人のラブラブ場面には、先般、交際報道があっただけにSNS上でも「ドン引きした」という声が相次いでおり、ファンはガッカリしているようだ。「田中みな実にやり込められている感が強くて、もっとオラオラな亀ちゃんのイメージが反転。実際はMタイプなのかも、と引いた」という声もあった。
そんな亀梨と比較されているのが6月9日で最終回を迎えるドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(日本テレビ系)に出演中の・田中樹だ。周知のように、田中はSixTONES、亀梨はKAT-TUNと、ともに旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に所属しているアイドルグループのメンバーだ。事務所つながりというわけではないが、もともと亀梨と田中は“不良好きな女性たちからは好かれるタイプ”という共通点があったとか。それが、今回の一件で、「“オレについて来い”タイプとしては、もはや今は田中くんのほうが男らしく見える」という声が広がっているというのだ。テレビ誌ライターの女性が、こう語る。
「昔の亀梨くんは、悪い男の艶気満載だったのに、田中みな実のせいなのか、美容系男子になっちゃって。ちょっとナヨッとした感じに見えますよね。そう考えると、時代的に減ってきた不良系の王道をつらぬく田中樹はすごい。今朝(6月7日)もワイドショーで、ゴールドのごついチェーンネックレス、ヤンキーがまといそうな黒いジャケットを着て、“さすが”と感じました。以前、バラエティーで田中は、“オレはすごいモテますよ”とも発言していて、顔がずば抜けてイケメンというわけでもないけど、自信満々なんですよね。それが、悪い系が好きな女性にとっては、よいみたいで」
ファンがどんどん増えているKPOPグループの男性メンバーたちも不良性のようなウリはなく、もはや時代はクリーンイメージ全盛。そんな中で、ドラマファンの間で勃発していた今回の“悪い男ゲーム”は、田中樹の勝利と言えそうだ。