2025年6月16日、今日は「和菓子の日」です。全国和菓子協会によれば、この日は西暦848年に仁明天皇が16個の菓子や餅などを神前に供えたことから制定されたそう。現代においては、日本に残る伝統的な和菓子を尊び、改めてそのよさを実感する日にしたいのだとか。そこで今回は、和菓子の日にちなんで近年の和菓子のトレンドをみていきましょう。
■あんこがブームに!?
今、ちょっとした「あんこ」ブームがきています。この冬には日本橋三越であんこ博覧会が行われ、全国老舗名店などのあんこ商品がお目見えしました。例えば、石川県アンフィニの「あんミックスソフト」や東京・有職たい菓子本舗・天音の「たい菓子つぶあんミルククリーム 」など、あんこでありながら新しい切り口の商品が登場。今後のあんこに対するイメージも変わりそうですね。
■あんこ以外のネオ和菓子も登場!
あんこ商品以外でも、新しい発想の“ネオ和菓子”が近年の注目すべきトレンドになっています。例えば、大三萬年堂HANAREの「芋ようかんブリュレ ~チーズケーキ仕立て~」は、昔からある和菓子の定番である芋ようかんを洋風スイーツのブリュレにしたもの。若者の和菓子離れが進む中、斬新なアイデアと親しみやすさがありますね。
■コーヒー×和菓子のペアリング
今、コーヒーとペアリングする和菓子がトレンドになっています。和菓子といえば、抹茶や緑茶を合わせるのが定番でしたが、コーヒーが浸透し、それに合う和菓子も追求されているようです。例えば、ようかんやせんべいなどが合うといわれています。
和菓子の日、お気に入りの商品はもちろんのこと、“新しい和菓子”を発掘してみてはいかがでしょうか。