大野智の「リハビリ中」から一転、嵐の「ラストコンサートツアー」発表で一気に高まった紅白出場の可能性
NHK紅白歌合戦の出場者が発表され、注目されていた嵐は出場歌手の中に名前はなかった。しかし、嵐として最後のツアースケジュールが発表されたことで一気に紅白出場の機運が高まっている。
「今年の5月に期間限定での活動再開が発表されて以降、NHKは嵐の出演方法についてさまざま話し合いを重ねてきました。結果として紅白出場者の発表段階で出場を確約させることはできなかったのですが、紅白の制作統括は『もちろん期待値の高いアーティストについては継続的に交渉させていただきます』と語り、ギリギリまで交渉を続けると明言。12月に入っても交渉は続いているようです」
11月3日にファンクラブ向けの生配信で大野智が「ここからライブがありますけど、体力づくりは、まだやっていません。精神のリハビリ中です」と話していたことから、出場リストに名前がなかったのもこれが理由だと見られていた。
「大野の状況はいろいろな点を含めても、まだ生放送のテレビで歌うというところまではいっていないと言っていい。ただ、好転の兆しはあるでしょうから、そこは期待してもいいのでは」(芸能関係者)
そんな矢先に嵐のツアースケジュールが発表されたのだ。来年3月13日の北海道・札幌の「大和ハウス プレミストドーム」を皮切りに5月31日の東京ドームまでのドームツアーだ。
「3月のツアーということになれば、年末、年明けくらいからは音合わせやダンスなどの振り付けの合わせなど、少しずつでも音楽面での活動が必要になってくる。このタイミングでスケジュールの発表をしたということは、大みそかの紅白歌合戦にもギリギリ間に合う。そこも視野に入れての発表だと考えてもおかしくありません」(前出・音楽関係者)
紅白出場はNHKホールで生出演して歌うという方法だけではない。昨年もB'zが出た瞬間は事前収録したものをオンエアしていたが、近年の紅白では事前収録のVTRを流すことは珍しくはない。
「大野の健康状態しだいということもあるでしょうが、場合によっては、その手法もありえます」(前出・音楽関係者)
嵐が出場するのか、ファンはもう少しやきもきすることになりそうだ。
